まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

わたしとおにいちゃんの関係は…

こんにちは、まゆです。

 

半年近く放置してたのに更新早すぎるかな?でもほんとうはこれくらいが普通なんですよね。💦 今日の日記の内容。実はわたしにとってすごいショッキングな内容です。書いちゃっていいのかな?と思いながらぽちぽちと書き始めています。今日はすごい長くなるかもしれません。

 

久しぶりの日記をあげたあとにあいちゃんからLINEがきて「ちょっと会いに行ってもいいかな?」って。特に予定もなかったので晩ご飯でもいっしょにということで来てもらいました。オムレツ作ろうと思ってたのだけどひとり分には材料(ひき肉と玉ねぎ)が多すぎたのでちょうど良かったです。あいちゃんはいつものように缶チューハイをたくさんぶら下げてやってきました。

 

あいちゃんは相変わらず「やっぱりわたしの嫁にならない?」と言いながらオムレツと野菜サラダをよろこんで食べてくれました。でも食べ終わってから「他のボーイフレンドたちにも食べさせてるんでしょ?」というので「ボーイフレンドじゃないよ。ただの仲良しの友だちだよ」って言ったのですが「わたしたちの共通の妻だなまゆは。エッチもさせてくれるし」って。「あいちゃんとはもうしない」って口をとがらせて言ったら「冗談だって」って。

 

「あいちゃんはいつもイジワルだけど今日はちょっとひどいと思う」って言うと「今日はちょっと言いにくいこと言おうと思ってるんだ。それでちょっと暴走しちゃった」って。わたしが「言いにくいってことは聞きたくないことなんでしょ?じゃあ言わなくて良いよ。怖いから」って言ったら「でももうそろそろ言った方が良いと思って。間違ってたらめちゃめちゃ怒っても良いから」って。わたしがそんなことできないの知ってるくせに。でもそこまで言うってことはわたしのことを思ってのことなんだろうから話をしてもらうことにしました。

 

「実は前から思ってたことなんだけど。今日の日記を読んできっとそうなんだろうなって感じたんだけど」あいちゃんは話し始めました。それはわたしとおにいちゃんのことでした。わたしのことを愛してるって言ってくれてそれはどう考えても嘘には思えないし。とても大切にしてくれるんだけど。それなのに他の男のひとと付き合うこと。しかも危険なひとじゃなかったらエッチしても良いって言って。実際してることを聞いてもぜんぜん嫉妬してなさそうなおにいちゃん。

 

「わたし最初は単に寝取らせが趣味で愛するひとが他の男に抱かれると思うと興奮する性癖なんだと思ってた。もちろんその傾向があるのは間違いないんだけどそれだけじゃないと思うんだ。まゆにしてもそうで。最初はおにいちゃんを悦ばせようと思って他の男に抱かれるようになったのかなって。でもそれもあるかもしれないけど。ふつうに楽しんでるでしょ?」とあいちゃん。

 

「それで今でもどうやらお互いに愛し合ってるし相手が幸せになってほしいって思ってる。でも普通だったら自分が幸せにするってもっと強く思うはずなのに。お互いに相手が他のひとを好きになってそのひとと幸せになるんだったら良いと思ってるみたい。今日の日記を読んで特に強く感じたんだ。なんか間違ってるところある?」って今度はこちらに尋ねてきました。

 

「事実関係としてはだいたい間違ってないと思う。確かに言われたように思ってる。おにいちゃんもきっとそうだと思う。でも自分の気持ちが良くわからないんだよ。なんでこんな風に思えるんだろう?って」とわたしは答えました。こんなに好きなのにどうしてそばにいることを選ばないんだろう。おにいちゃんもどうして「戻ってこい」って言わないんだろう。わたしは覚めてるんだろうか?

 

「もしかしたらおにいちゃんの方はもう自分の気持ちに気が付いてるかもしれないよ。まゆは自分の気持ちを認めたくないだけかもしれないけど」とあいちゃんは言います。「なんで?わたしはわかってるよ自分の気持ち。でもそれがどうしてなのか?がわからないだけだよ。マジで自分のこと単なる淫乱な女の子なのかな?って自己嫌悪になることがあるよ」わたしは少し混乱して言いました。

 

「ちょっとエッチが好きすぎるところはあるかもしれないけど一応自分の中でルールは決めて。それをちゃんと守ってるみたいだし。そんなに特別なことはないと思う。わたしが言いたいのはそんなことじゃなくておにいちゃんとの関係のこと」とあいちゃん。「傷つくのは怖いけどそこまで言ったんだったらもう言っちゃってよ」わたしは覚悟を決めて言いました。「じゃあわたしの考えを言うよ」あいちゃんが決心したように言いました。

 

「まゆはひとりっ子だよね。相手のおにいちゃんはどうなの?」とあいちゃん。「歳の離れたお姉さんがいるって聞いてる」わたしが答えると「じゃあもしかしたらひとりっ子みたいな環境だったかもね。それはわからんけど」と言います。「ひとりっ子だったらどうなのよ?」わたしが聞くとあいちゃんは「それは関係ないかもしれないんだけどね」って。思いつめて聞いてるのに関係ないこと言わないでよ。

 

「すごい最初の頃の日記におにいちゃんとの出会いのこと書いてたじゃない。中学3年だかのころのこと。覚えてる?」とあいちゃん。確かにまだあんまり読んでくれるひともいなかったころ。身の回りのことの紹介みたいなことを書いてた時にそんなことは書いたと思います。「そこでさあ。おにいちゃんには他に彼女さんがいて。まゆはおにいちゃんのことは恋人なんかじゃなくてほんとうのおにいちゃんだと思ってるって。おにいちゃんの方もほんとうの妹みたいにかまってくれてるって」とあいちゃん。確かにそんなこと書いたと思います。それにほんとうにそう思ってたし。

 

「わたし思うんだ。ふたりの気持ちはそのころと変わってないんじゃないか?って。つまり兄を慕う妹と妹を慈しむ兄って関係かな?」とあいちゃん。「でもわたしたちほんとうの兄妹じゃないよ。それに会えばエッチする関係だし」そう言いながらわたしはすごく動揺していました。もしかしたらわたしのおにいちゃんに対する気持ちはあの時のままなのかもしれない。でもほんとうにそうならエッチなんかできないんじゃないの?やっぱりわたしたちは変態なの?

 

「わたしもひとりっ子だけど。だれかのことを兄弟みたいに思ったことないからわたしの考えは正しくないのかもしれないけど。ほんとうの兄妹か姉弟でもむちゃくちゃ仲が良くって互いに抱きたい抱かれたいって思ってるひとっていると思うんだ。でも実の兄妹だとさすがに心理的にブレーキがかかって実行までいかないんじゃないかな?」とあいちゃん。

 

「そんなラノベみたいなこと」とわたしが言うとあいちゃんは「表面に出てこないだけでもしかしたらしている兄妹や姉弟もいるかもしれないよ。でも大人になったら『やっぱりこんな関係は続けられない』ってどこかでストップしてるとか。でもそんなことひとには言えないから表には出てこないんだろうけど。少なくとも願望を持つひとたちは一定数いそうな気がするんだ」あいちゃんはどこか遠くを見るような目で言います。わたしは黙って聞いていました。

 

「でもまゆたちはほんとうの兄妹じゃないでしょ?だから倫理的にいけないことだって言うブレーキはいらないんだよ」とあいちゃん。確かに初めてわたしが抱いてほしいって求めた時。おにいちゃんは「そんなことしちゃいけない」みたいなことを言っていました。それでもわたしが好きだって言うと「でもほんとうはぼくもまゆのことを抱きたくてしょうがないんだ」って。

 

もしかしたらおにいちゃんはわたしたちが兄妹の心のままで男女の関係でいるのは良くないって思っているのかもしれない。それだったらもっと突き放せばいいのに。あいちゃんは「おにいちゃんもそこまで強くはなれないんだよ。やっぱりまゆのことを愛してるんだよ」と言います。もしかしたらわかってないのはわたしだけなのかもしれない。第三者のあいちゃんでさえわかってたというのに。

 

「わたし自分のことしか考えてなかったんだね」わたしが言うとあいちゃんは「そんなことないよ。まゆだっていっぱい悩んだんでしょ?自分を下げる必要はないと思う」と言って優しく頭を撫でてくれました。「わたしどうしたら良いんだろう?」と聞くとあいちゃんは「今のままで良いと思う。今はしたいようにすれば良い」って。でもほんとうにおにいちゃんのことが好きでいつかいっしょになりたいと決心できるんだったらその気持ちはちゃんと伝えた方が良いって。

 

「もう少しひとりで生きてみたいから待っててほしいってちゃんと言えば良いと思うよ。ひととおり納得いくまでやったらきっと帰るからって。きっとわかってもらえると思う」って。それにまゆが気が付いたことをちゃんと言うことができたらおにいちゃんもきっと安心するだろうからって言ってくれました。ちゃんと頭の中を整理してからおにいちゃんに伝えることにします。おにいちゃんの気持ちがやっとわかったような気がするって。もし万が一違ってたら…でも言わずにいるよりは良いと思います。

 

「あいちゃんてなんでそんなに賢いの?」って聞くと「まゆの方が頭は良いと思うよ。でもちょっと不器用っていうかお子ちゃまっていうか…昔からだけどね」って。「もう他の男のひと。あっ、女の子もだけどエッチしない方が良いかな?」って言うと「おにいちゃんも良いって言ってるんでしょ?それは良いんじゃない。ところで今日の話が良かったと思うひとはイイネを押す代わりにわたしに押し倒されてください」とあいちゃん。わたしが「イイネじゃダメなの?」と聞くと「ぶっぶ~!ダメで~す」と言ってわたしを抱きしめました。変なのはわたしだけじゃないみたいです。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

ではでは、またね。

 

まゆでした。

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。