まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

ごめんねあいちゃん ~親友にばれました~

こんにちは、まゆです。

 

日記を書こうと思ってブログのカウントを見たらこれがちょうど300回目の書き込みでした。今回みたいに何度も挫折しかけながら続けてきて気が付いたらこんなにたくさん書いてたなんて。自分でもびっくりです。その記念(てほどでもないけど)の日記がこの内容になるなんて…。今日はわたし的にこの日記最大の危機について書きます。

 

前回まで4回にかけて書いてきた「幼すぎる美術モデル」事件のこともあって。しばらくはなにも手につかないくらい落ち込んでたわたしですけど。ようやく割り切ることができて美術モデルのお仕事も以前と同じように再開することができました。沢野さんのおかげでわたしが裸を見られながら感じていることが描いているひとの多くに気づかれていることがわかったことで。被虐感が増してしまって以前より感じてしまうようになってしまいました。きっと生徒さんたちにも伝わってると思います。恥ずかしさの無限ループに入ってしまっています。もうドMちゃんモードまっしぐらです。💦

 

そんなある日。春の帰省以来しばらく行き来のなかった幼馴染のあいちゃんからLINEがきました。しばらく会ってないけどどうしてる?みたいな。それで「たまには会おうよ」ということになって。その日はわたしがあいちゃんの下宿を訪ねました。今年の1月に20歳になったので堂々とコンビニで缶チュウハイとかのお酒をいっぱい買い込んで。

 

しばらくは近況を報告しあいました。あいちゃんとは他のひとには話していないことも言い合う仲ですから。わたしはちょうど解決したばかりだった「幼すぎる美術モデル」事件のことを話したりしました。ひととおり話をして時間もかなり遅くなっていたのですけど。あいちゃんが「ちょっとまゆに見せたいものがある」と言うとパソコンを持ってきて電源を入れました。

 

なんだろう?と思っているとあいちゃん「まゆのお仕事。美術モデルのことで知りたいことがあって検索かけたんだけど」と言いながらパソコンを操作します。「そうすると…見て。たまたまこんなんが出てきたんだよ」と言うので画面をのぞき込むとそこには「まゆの日記」が表示されていました。その時点で最新だった3月11日の日記「やっぱりおにいちゃんが好き」の画面です。

 

「やっぱりそうなんだ」あまりの衝撃に言葉を失って固まっているわたしを見てあいちゃんはそう言って小さく笑いました。「その時出てきたのはモデルとしての初仕事みたいなのだったんだけど。なんか気になって他の記事を次から次へと読んじゃって。低身長で童顔でしかもあそこに毛がないって。読み進みながらなんかこのひとまゆとそっくりだって思い始めて」ぼうぜんとしているわたしにあいちゃんは話し続けました。

 

「中学高校の話とか読んだらもう確信になったよ。これ絶対にまゆが書いてるんだって。それにこの書き方もまゆだなぁ…って。文章の向こうからまゆの姿が透けて見えてくるみたいに。それにこのあいちゃんって言う友だち。わたし以外に考えられないよね?」って。わたしは「ごめんなさい。あいちゃんのことも勝手に書いちゃって。もう謝ってもおそいけど」って頭をさげつづけました。

 

「日記って内緒で書くものだから普通だったら言わずに書いても構わないんだけど。わからないように工夫してるとは言え。世間に公開してるんだからちょっとショックだったけどね」あいちゃんはため息をつきました。わたしは「バレないように工夫してたつもりだったけど。やっぱりわかっちゃうよね。こんなの書かれてイヤだったよね?」って言いました。あいちゃんは「イヤってこともないけどね」って苦笑しています。

 

「中学高校から今のことまで。まゆのことを通しで知ってるわたしだから分かったのかもしれないけど。わたし以外でも自分のことが書かれてる部分とか読んだらやっぱりわかっちゃうと思うな。それと親しいひとでまゆが秘密にしてること。例えば美術モデルしてることとかを知ってるひとも気が付くかもしれないね。まあ、わからないけどね」あいちゃんは意外と淡々として言いました。

 

「似てるAV女優さんとして伏字交じりにあげてたの。あれわざと似てないひとにしたでしょう?ネットで調べたらぜんぜん違ってたもの。そこらへんは偽装工作だったのかな?涙ぐましいとは思ったよ。あと身長だけど。あんたもうちょっと低くなかったっけ?気持ち盛ってる?」とかあいちゃんは楽しそうに指摘しました。あんまり書くと余計特定されやすくなるからほどほどにしますけど。あいちゃんなりに許してあげるからということを言いたかったのかも知れません。

 

「まゆが考えてることが良くわかって面白かったよ。でもわたしに教えてくれてなかったことについては罰を与えないとね」そう言うとあいちゃん。「今夜は一切口答えせずにわたしの命令に従ってもらおうかな」と言いました。わたしは「はい。なんでも言うこと聞きます」と答えました。「まずは裸になってもらおうか?今日は脱がしてあげたりしないからね」って。わたしは言われるままに全裸になりました。

 

それからあいちゃんはわたしに「恥ずかしいところを説明しながら見せて」と命令しました。わたしはおっぱいとかあそことかがあいちゃんによく見えるようにしながら説明しました。それから「どうやって自分で慰めているのかも実際にやって見せながら説明するように言われました。わたしは「はい」とだけ答えてそれをやってみせました。こんなことで許されることじゃないと思いましたが。罰を受けているという感覚のせいで普段より感じてしまいました。

 

なんどもいってしまったのだけど。あいちゃんはなかなか許してくれませんでした。全身の力が入らなくなってぐったりしてしまってからようやく。あいちゃんはいつものように優しく抱きしめてキスをしてくれました。「まだだいじょうぶだよね?」そう言うとあいちゃんはわたしの感じるところをいっぱいイジメてくれました。わたしはなんども気が遠くなってしまいました。

 

そんなことがあってからもあいちゃんは今までと同じように接してくれていました。わたしはほんとうにありがたい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですけど。2週間前だったでしょうか?「最近ぜんぜん更新がなくってつまらないんですけど」とあいちゃんが言いました。わたしは最初なんのことかわからなくて「えっ?」ってなってしまいました。するとあいちゃんは「日記だよ。あれからどうなったの?」って。

 

わたしは「日記はもう書けないよ。あいちゃんのことも傷つけてしまったし」って答えたのですけど。あいちゃんは「ふっ」っと笑ってから「それはもういいよ。罰も受けてもらったことだし」って。「でもあれだってわたしにも日記の存在を秘密にしてたことに対する罰だから。日記自体はわたしは書いたら良いと思ってるんだ」と言いました。

 

あいちゃんが言うにはこの日記はわたしが暴発しないための自己承認欲求のはけ口なんじゃないか?って。「どういうこと?」ってわたしが聞くと「あの日記を書くことでまゆは露出の欲求を吐き出してるんじゃないか?って思ったんだ」って。つまり「わたしはこんな恥ずかしい女の子なんです」ってひとに言えない分を日記に書くことで不満がたまらないようにしてるんじゃないか?って。

 

「日記ってそういうもんでしょ?」ってあいちゃんは言うのです。確かにわたしがこの日記を書き始めた動機は何度も書いてるかもしれないけど「こんな女の子がいますよ」って言うのを匿名だからズルいかもしれないけど。どこかに書いておきたかった。どこの誰だかわからないひとに知っておいてもらいたかったっていうことなのですけど。

 

「ほんとに良いの?今まで通り書き続けても」とわたしが聞くとあいちゃんは「良いよ。ほんとうにヤバくなったらそれはその時に考えたら良いから」って。あいちゃんは読者登録こそしてないけどHPのURLは保存して時々チェックしているそうです。「監視つきみたいに思って萎縮しないでね。でも日記の中身によってはまたイジメてあげるから」って。

 

そんなことがあってからわたしはまたこの「まゆの日記」を再開しました。あいちゃんにはいろんな意味で頭があがりません。でもほんとうに良い友だちなんだって再認識しました。またピンチはくるかもしれないし。その時こそほんとうにブログごと削除して姿をけしてしまうかもしれませんけど。この日記は当分続けることにしました。言っててまたさぼるかもしれないけど。

 

読んでくださってありがとうございました。

良かったらこれからもよろしくお願いします。

 

ではではまたね。

 

まゆでした。

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。