まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

求められて断れませんでした

こんにちは、まゆです。

 


なんだか急に涼しくなってきましたね。昨日はスカートこそロング丈だったけど薄い半袖のブラウス。素足にサンダルで出かけてしまって。帰りも遅くなっちゃったのでせめてカーディガンくらい羽織ってくれば…ってすごい後悔しました。風邪なんかひかないように気を付けないとですよね。

 


その出かけた先というのがほんとうに久しぶりな松井くんのところでした。特に予定も無かったのでお昼前にあいちゃんに連絡してご飯でも行こうか?と思ってたところに松井くんからLINEが来て「元気してる?」って。8月のはじめに最後に会った時にせっかくできた彼女と別れようか?と悩んでる話だったのでちょっと迷ったのですけど。その後のことも気になってたので会うことにしました。

 


久しぶりに会った松井くん。待ち合わせ場所には先に来ていて。わたしを見つけた時に以前と同じように優しい明るい笑顔だったので安心しました。わたしはうれしくなって。もうエッチはしない友だち関係って約束してたのだけど。ついつい大きな身体(お腹?)に抱きついて「お待たせ!」って。松井くんは「こらこら」って言いながらわたしの顔を優しく手で支えて上を向かせました。

 


それではっとわれにかえって「ごめんなさい。松井くんの元気そうな顔見たらうれしくなっちゃって」って言いました。松井くんは「もうこういうのしなくなってから3ヶ月かな?一瞬だけどすごい幸せな気持ちになったよ」って。反省して普通に並んで歩こうとしたわたしだったのだけど今度は松井くんから手をつないできました。

 


松井くんに彼女ができる前も私たちは恋人どうしなんかじゃなかったのに。世の中のセフレのひとたちもこんな恋人みたいなことするのかな?わたしたちはセフレとは違うと(勝手に)思ってるけど。信頼できる仲良しの友だちだからエッチしても良いって。わたしはそういうのはかまわないって思ってるけど。それってほんとはどうなんだろう?って考えたりもしています。友だちと彼氏の境目はグラデーションではっきりした線引きなんてできない。だってどちらも好きというのはいっしょだから。特別好きなひとと大好きなひと。わたしの中では違うと思っていたのだけど。最近はわからなくなることも多いから。

 


お昼は待ち合わせ場所の近くにあるオムライスの美味しいお店にいきました。「お昼どこにする?」と聞かれたら必ず来るお店で松井くんともよく来てたので「懐かしいなあ」って。「そんな前のことじゃないよ」って言うと「ずいぶん前みたいに感じる」と言って寂しそうに笑いました。ほんとはわたしも時間の感覚はよくわからないのだけど。

 


「夏休みどうしてた?」って最初は当たり障りの無い話をしてたのですけど。やっぱりすぐに彼女さんの話になりました。前会った時の話だと彼女さんとのエッチで。向こうは満足してくれてるみたいだけど松井くんの方がしっくりしなくて。そんな気持ちで付き合ってるのが苦痛で別れようかと悩んでるって。前期テストを言い訳にしばらく会ってないって言ってたのだけど。

 


結局「別れちゃった」って。前に聞いた時にしっくりこない原因がわたしとの時との違い(やられっぱなし感じっぱなしのわたしと積極的で責め上手な彼女さん)の事を言ってたので。わたしはなんて言ったら良いのか?わかりませんでした。松井くんは「合わないっていう気持ちを隠して付き合うのは辛いから」って言うのだけど。「それってお互いにあわせて変わっていけないのかな?」って思いました。だってそれ以外は松井くんも彼女のこと気に入ってたのだから。

 


「松井くんは真面目過ぎるんだよ」って言うと「イヤ。バカなだけだよ」って。それまでモテたことなかった自分のこと初めて好きになってくれて。それにデブの自分にはもったいないくらい可愛い子だったのに。真面目な松井くんは彼女と付き合うようになって。けじめをつけてわたしとはもうエッチしないとまで言って。ほんとにそれをちゃんと守ってたのに。「わたしも好きだよ」は言ってはいけない言葉ですよね。

 


「なんて言って別れたの?」わたしは彼女さんが傷ついて無いか?が心配でした。松井くんの事が好きになって。エッチの時も彼女の趣味なのかも知れないけどいっぱい尽くしてたみたいだから。「隠してたけど他に好きな子がいて忘れられないからって言った」って。そしたら彼女さんは「その子はあなたの事どう思ってるの?」って聞いてきて。松井くんは他に本命の彼氏がいて。友だちとしてだったらって言われてるって答えたそうです。

 


それで「隠しててほんとうにゴメン」って謝ったら「だったらあいこだね」って。ほんと言うと彼女さんにも好きなひとがいて。そのひとに好かれようと思って色々頑張ったんだけどやっぱり本命にはなれなくて。疲れたなって思ってた時に優しそうな松井くんに出会って。このひとだったら優しくしてくれるかも?って思ったのだそうです。実際に松井くんは良いひとだったし優しかったけど。なんか違うのかも?と感じる時もあったって。

 


それでも身体の関係だけでぜんぜん振り向いてくれないひとより良いと思ってたんだけど。松井くんにも忘れられないひとがいるのならしょうがないねって。でも一所懸命愛してくれようとしたのはわかってたから。もしやっぱりわたしを好きだと思ってくれて。その時わたしもまだ松井くんのことが好きだと思たらやり直したいから声かけてねって。

 


「すごい良い子だね」わたしが言うと「良い子すぎるよ」って松井くん。そのまま2人とも黙ったままで松井くんの下宿に行きました。「2人ともすごい良いひとで恥ずかしいんだけど。わたしはほんとに悪い子なんだよ。松井くんすんごい美化してくれてるけど」わたしは今まで言ってなかったことをこの際白状するつもりでした。そしたら松井くんわたしの口を手で塞いで「なにも言わなくていいよ」って。

 


「故郷にいる本命のひと以外にもいるんだろうなっていうのはなんとなくわかってたから」って。ヌードモデル のお仕事してることや。それで知り合った中川さんに援助してもらってることも言おうと思ってたのだけど。そう言われるとくじけちゃって。ただ「ゴメンね」だけ言って泣き出してしまいました。

 


松井くんは泣いてるわたしを抱きしめてくれて。そのままふたりはキスをしました。「この感触。やっぱりまゆちゃんが好きだ」松井くんが言うので「すごい悪い子なんだよ」わたしは言いました。「そういうところも含めて好きだよ」って言ってくれるのだけど「そんな気持ちにぜんぜん応えられない子なんだよ」って。「それでも良い」松井くんはそう言って前と同じように服を脱がせてわたしの身体をさわり始めました。

 


「わたしのことは忘れるんでしょ?しちゃダメだよ」そう言いながら抵抗できませんでした。松井くんは相変わらず丁寧で優しくて。さわってもらってるだけで何度も達してしまいました。松井くんは「ほら悪いのはぼくの方だろ?」と言いながら入ってきました。「やっぱり最高に気持ち良いよ」と言うといつものようにゆっくり動いたり止まってキスをしたり優しく抱きしめたりしてくれました。久しぶりの松井くんとのエッチはとても気持ち良かったです。

 


ここまで書いて「ヤバ!時間が」って振り返ったらめちゃ長い。いつものことではあるのだけど。ここで終わったらすごい誤解されちゃいそうだけど。夕方から約束もあるので。続きは次回にさせてもらいます。

 


読んでくださってありがとうございました。

 


ではではまたね。

 


まゆでした。

 

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。