こんばんは、まゆです。
変なタイトルですよね?
自分でもそう思うのですが。
他にうかばなくって。
カウンセラーさんとのお話しです。
なんども言われたこと。
たった13歳、チビでやせっぽちのまゆが、大人の男に襲われたのに。
助けが来るまでの間、ひとりで勇敢に戦って。
女の子の大切なものを、守り切ったこと。
暴力にも恫喝にも耐えて、頑張りきったこと。
これはほんとうに、すごいことなんだって。
もちろん、守り切れなかったひとが、悪いっていうわけじゃないけど。
これは、普通のひとが思うより、ずっと大変なことで。
よく「死ぬ気で抵抗したら、レイプなんてできない」って言うひとがいるけど。
それは無責任な決めつけでしかないんだって。
だから、襲われたことを負い目に思うことなんか、ぜんぜんないって。
まゆに悪いところなんて、ぜんぜんないんだから。
自分で自分のことを守ったことを、誇りに思えばいいって。
「えらかったね」って、自分をほめてあげてほしいって。
もしまゆが、普通じゃできないくらい、頑張れたのだとしたら。
それはきっと、ママのおかげだと思っています。
「あの女の娘だからな。お前もきっと好きもんだよ」
犯人がママのことを、酷いことばで辱めたのは。
きっとまゆの気持ちを折るためだったのだろうけど。
まゆの心は折れたりしなかったです。
反対に、絶対に負けちゃいけないっていう。
強い気持ちが沸き起こってきて。
たぶん、普通は出ない力が、出てきたのだと思います。
実際、事件のあとしばらくは、自分で動けないくらい。
全身に力がはいらなくって。
それで、体力が回復するまでっていうことで。
結局そのまま、3日間入院させてもらいました。
「それは、まゆちゃんがママのことを信じたからでしょ?」って。
カウンセラーさんは言いました。
もしあの時「そうか。ママはそんな女だったんだ」って思ってたら。
犯人の思うつぼで、心が折れてしまっていたのだと思います。
でも、その時まゆの心は怒りの気持ちでいっぱいになって。
「ママはそんなんじゃない!まゆもそんなんじゃない!」って。
その気持ちが支えになって、まゆを守ってくれたんだって。
お話しをしていく中で、ママに対する気持ちが。
それまでよりも、ずっと強くなったって言うか。
ママがまゆにとって、どんなに大切なひとなのかっていうことを。
確かめることができたのかな?って思っています。
こういう風に書くと、わりと簡単に。
事件のことを、克服できたみたいに見えるかも?ですけど。
2年生のあいだは、一度も学校には行けませんでした。
事件のことをだれかが知ってるんじゃないか?って。
自分はどんな風に見られているんだろう?って。
たとえだれも知らなかったとしても。
なんで学校を休んでたの?って。
3年生になって、どうやって学校に戻ったのか?は。
説明が難しいのですけど。
支援者の方が、学校に働きかけてくれて。
クラスの編成から、手伝ってもらって。
ほんとに、ようやくっていう感じでした。
そして、それは結局は必要なかったのだけど。
もしも「まゆちゃんって、レイプされたんだって?」って言われても。
「襲われたけど、ちゃんと戦って、犯人を撃退したんだよ」って。
言える気持ちを、持てるようになってから。
ほんとに言えたかどうか?はわからないのですけどね。
でも、そんなまゆのことを助けてくれる、友だちとの関係ができたから。
また、学校に行けるようになったっていうのが。
簡単な言い方だけど、ほんとうの答えかな?
今、思うと。
まゆは、いろんな意味で。
運がよかったのだと思います。
もちろん、襲われたことは悲劇だけど。
助かったのには、たくさんの幸運があったと思います。
いつもは必ずかける、鍵をかけてなかったこと。
隣のおばさんがたまたま(普段はパートに出ている)家にいて。
異変に気が付いてくれたこと。
きっと他にもいろいろ。
そのうち、どれかひとつでも欠けていたら。
そう思うと、今でもパニックを起こしそうになります。
2学期に入ってから。
学校が受験モードになってきて。
宿題がほとんどでなくなったおかげで。
連日、日記を書いていますが。
先月末(昨日です)正式に指定校推薦が決まって。
ちょっと気が緩んでいます。(笑)
予習復習はちゃんとやっておかないと。
決まったとたんに、評定さがったら。
やっぱり、申し訳ないですもんね。
だから、今日はこのへんで。
読みにきてくれたひと、いらっしゃったら。
ありがとうございます。
それでは、またね。
まゆでした。