こんにちは、まゆです。
最後の更新から2週間たっちゃいました。書こうと思ったしこの間に書くことはいっぱいあったんだけど。落ち込んじゃってたって言うか。気持ちがどっか行っちゃってたって言うか。どう言ったら伝わるのか？わからないのだけど。やっぱりママが再婚してわたしと戸籍上のこととはいえつながりがなくなっちゃうのって。わたしにとって思ってた以上に重たかったみたいです。
ママが入籍して新しい家庭を持つことも。新しいママのだんな様と養子縁組しないわたしがひとり戸籍になっちゃうっていうことも。ママが新居に引っ越して12年間いっしょにくらしたお家がなくなってしまうことも。ぜんぶぜんぶわかってたはずなのに。いっしょに暮したお家からはわたしの方が先に出たくせに。いざそうなってみたらぜんぜん覚悟なんかできてなかったみたいです。
そうなったからって言っても縁が切れてしまうのは戸籍上のことだけで。ママとわたしの関係が変わっちゃうわけじゃないのに。養子縁組はしないけどそれはその方がいろんな面でデメリットよりメリットの方が多いんだって考えたうえで決めたことなんだし。新しいお義父さんになるひとはわたしの学生生活もこれからのことも責任もって全部支えるって言ってくれてて。娘ができたことをとてもよろこんでくれているのに。
なんでだろうわたしの心はなんだかわからない寂しさの中にあって。消しても消しても不安な気持ちがわいてくるのは。そんなことないって頭の中ではわかってるのに。ママの気持ちがわたしから離れて行ってしまって。わたしはひとりぼっちで生きてかなくちゃいけないみたいに思えてしまう。イヤ感じてしまうのです。
大学生になって新しい街で新しい生活を始めたのはわたし自身が決めたことで。もし地元の大学に通うことになったら。きっとママといっしょに新しいお家に引っ越すことになったのだろうけど。それよりもわたしがママから離れて行って。その方がひとりになったママが自由な気持ちで再婚することができるって思ったから。それは間違ってなかったって今でも思ってるのだけど。
先週の月曜日には新しいお義父さんとママといっしょに市役所に行って。ママの婚姻届けとわたしの戸籍の変更（書類上のことだけです）と住民票を抜く手続きをして。それから写真スタジオに行って結婚の記念写真と家族写真を撮ってもらいました。その時はほんとうに良かったと思ったし。わたしもずっと笑顔でいられたのだけど。
その日市内で一番良いホテルに新婚旅行替わりのお泊りするママたちと別れて。ひとり12年暮らした団地の部屋に戻ってきたら。12年間にあったことがいろいろ思い出されてきました。わたしが小学2年の時にパパが事故で亡くなってしまって。それからしばらくはずっとふたりで泣いて暮らしてたこと。
そんなことじゃダメだってママがお仕事をするようになって。わたしはいつもここでひとりママの帰りを待っていて。だいじょうぶって思ってたし言ってたけど。ほんとうはぜんぜんだいじょうぶなんかじゃなかったのに。でもいつもママとふたりっきりなんだからって思って。わたしってすごい頑張ってたんだなって。あのころのわたしをほめて抱きしめてあげたいなって思いました。笑
中学2年の時にレイプされて。それから半年くらい外に出られなくなっちゃって。今でも心は完全じゃないんだけどね。あの時のわたしのことはとてもここに書けないくらいひどい状態だったのだけど。いつもママがそばにいてくれたからわたし立ち直ることができたんだと思う。でもこれからはひとりなんだっていう思いがあふれてきました。
それでその夜は泣いてたわけじゃないんだけど。ぜんぜん涙がとまらなくなっちゃって。でもそんなことママには言えないから。次の日に帰ってきたママのことはもちろん笑顔で迎えました。何度も何度も鏡の前で笑顔の予行練習をしなくちゃいけなかったけど。それから25日にこっちに帰ってくるまでは。それまでと同じようにママといろんなことを話しました。
こっちに帰ってくる電車のシートに座った時からもしかしたらわたし笑ってないかもしれない。自分自身に「だいじょうぶだから」って小さな声で話しかける時には少し作り笑いをしてたかもしれないけど。
でもこんなことじゃほんとうにダメになってしまうから。考えてみたらこっちに帰ってきてから誰とも会ってないし。ひとりでいたらいつまでたっても気持ちが固まったままになっちゃいそうです。4月になったらヌードデッサンのお仕事も入ってるし。大学だって新しい学年が始まるって言うのに。
辛気臭い日記でゴメンなさい。次に書く時にいつものまゆに戻ってるかどうか？今はわからないのだけど。でもちゃんと前を向いて生きていこうって気持ちだけは思っています。これまでがそうだったみたいにきっとできるって自分のこと信じなくちゃ。
読んでくださってありがとうございました。
次は笑顔で。
それではまたね。
まゆでした。
