まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

もっと自由に楽しむということ

こんにちは、まゆです。

 

昨日一日降り続いた雨があがって外はいい天気です。なのにわたしは部屋の中でぼんやりしています。昨日はまたお泊りしてしまって朝帰りなのです。だんだん不良になってきちゃっているみたいです。

 

けっこう雨きつくて買い物に出かけるのも億劫だけど晩ご飯どうしよう?とか思っていたら。中川さんから連絡があって。お仕事(ヌードデッサン)以外の日でも会えないか?って。どうしようか?迷ったのですけどOKしてしまいました。それで夕方クルマで迎えにきてくれて高そうなお店でご飯をごちそうになりました。

 

雨だったしデニムのジャンスカにパーカー。足元もニーハイにスニーカーというラフな格好だったので場違いじゃないかな?と心配になりました。大人のひととデート?する時にはもうちょっとお洒落しないとって思ったのだけど。中川さんは今日も可愛い格好してるね。まゆちゃんにとっても良く似合ってるよって。本心なのか気を使ってくれてるのか?

 

ご飯を食べながら今まではしなかったプライベートなお話をしました。別に知られて困ることはないと思ったので小2の時に父親を亡くして。母子家庭で育ったこと。その母親がつい最近再婚したことも言ってしまいました。中川さんは「こんな良い子に育てたお母さんはきっとステキなひとなんだろうね」って。

 

中川さんのことも教えてもらいました。伝統産業をやってる老舗の家に生まれたのだけど。家業を継いでからはインターネットを使って世界中に商売を広げて成功しているそうです。あまり詳しくは書けないけど。結婚は一度もしてないそうです。カッコいいしお金持ちだしいくらでもお相手いそうなのに。

 

食事のあとはホテルに行きました。そういう系のホテルじゃなくてちゃんとしたホテルのステキな部屋でした。コロナのせいでお店が早くしまっちゃうから。サービスが整ったホテルが便利なんだそうです。ここでもわたしはなんか場違いな感じで。「こんな格好で来るところじゃないですよね?」って言ったら「ほんとうのセレブも自由な格好してるからぜんぜんだいじょうぶ」って。わたしにはそういうオーラないですから。

 

「今日はここに泊まりでかまわない?」って聞かれたのでうなずいたら「じゃあいただくことにしよう」と言ってルームサービスでワインを頼みました。わたしも少しだけいただきました。

 

わたしは先日のお仕事の後で聞かされたクロッキーデッサン会の参加者さんたちからどう思われてるか?というのがすごい気になってて。このままヌードモデルのお仕事を続けられるのか?自信がなくなってきていることを話しました。

 

見てるひとはわたしのパイパンが天然だなんてわからないから。見られたいために処理してる子だって。露出が好きなエッチな子だって思われているらしいこと。モデルにそういうことを言うのはマナー違反だから。そんなこと思っててもわたしに直接言われることはなくって。そういう目で見られて陰で好きなように言われているのはずっと続くんだろうなって。

 

「そんなこと別にかまわないと思うよ」って中川さん。だってわたしが見られて感じる露出Mなのはほんとうのことなのだし。デッサンの参加者さんたちがどう思おうとそれはあくまで彼らの妄想の域を出なくって。描き手とモデルの間で何かが起きるわけじゃないから。心のどこかにそういう気持ちがあっても描いてる間はみんな真剣だから。

 

それから知ってると思うけど外国のモデルさんってパイパンにしてるひとけっこう多いって。日本ではAVの影響が大きくって。パイパンにしてもデッサンモデルにしてもエッチの1大ジャンルになっちゃってて。まゆちゃんもそのとばっちりを受けてるようなものだけど。そうでなくてもひと前で裸になる女の子が偏見の目で見られるのはしょうがないことだと思うって。

 

「つまりこうなることは承知でヌードモデルになったんだからってことですよね?」わたしが言うと「うん。その健気さがたまらないよ」って。「こうしてモデルさんに男女の関係を求めてるぼくが言っても説得力ないかもしれないけど。まゆちゃんが恥ずかしいのをがまんして。感じてる姿がぼくは大好きだ」って。

 

中川さんはわたしに裸になるように言いました。それから「まゆちゃんはオ※ニーはするの?」って。わたしがうなずくと「どんなこと考えて?」って。わたしは正直に誰かに裸になるように命じられて。いっぱい見られているのを想像しながらだと答えました。中川さんは「ちょうど今みたいな場面だね?」って。そして「いっぱいいやらしい姿を見せてごらん」って言いました。わたしは言われたようにしました。中川さんはわたしを言葉でイジメてくれました。

 

言われるままに見られながらひとりエッチをしたわたしを中川さんはお風呂に連れていきました。わたしの身体をキレイに洗ってくれて。それからベッドに行って抱いてくれました。中川さんはわたしが感じて気持ち良くなっている姿を見るのが好きだと言っていっぱいしてくれました。それはわたしの中に入ってきてからも同じでやっぱりわたしが感じているのを見て楽しんでるみたいでした。わたしはこんな風に玩ばれるのが好きだし。中川さんは玩ぶのが好きみたいです。

 

「中川さんっていろんな女の子とこんなことしてるんですか?」いっぱい気持ちよくしてもらった後で聞きました。中川さんは「そんなことないけどどうして?」って言うので「どうしたらわたしが気持ち良くなるのか?ぜんぶわかるみたいだから」って答えました。中川さんは「たぶん相性が良いんだよ。身体もだけど好きなエッチの仕方が」って言ってわたしを抱き寄せました。

 

「まゆちゃんはもっと自分のしていることに自信を持った方が良いよ」翌朝(今朝ですね)わたしに言いました。「ヌードモデルをしていることも。こうしてぼくとデートしていることも。なにも後ろめたいことなんかじゃないんだから。もちろん誰か他のひとが好きになって男女の仲になったってかまわない。きみは今一生でいちばん自由な時間を生きているんだから」って。

 

「中川さんにお金をもらったこともですか?」わたしが聞くと「もしぼくが反社かなにかで悪いことをして儲けたお金なら問題だけど。正当なビジネスで稼いだ報酬だからね。ぼくがどう使おうとそれはぼくの自由で。可愛い女の子にプレゼントすることは何も悪いことじゃないし。可愛い女の子がそれを受け取るのも自由だと思うって。

 

「もっと自由に楽しんだらいいと思う。まゆちゃんがイヤじゃなければもっといっしょにいろんなエッチを楽しみたいと思ってる」って。もっといろんなエッチっていうのがどんなことを指しているのか?わからなかったので聞いたら「まゆちゃんが望んでいながらできないでいることをさせてあげたい。それはぼくの悦びでもあるから」って。

 

「ちょっと怖いです」わたしは画像とか映像にわたしの姿を残したくない。撮影厳禁の美術モデルを選らんだのもそのためだったこと。美術モデルも学生の間だけで卒業したら普通にお勤めもしたいし結婚もしたい。だから絶対にデジタルタトゥーを残したくないということを言いました。中川さんは「それは正しいことだし絶対に守る」と言ってくれました。

 

「心配しなくても危ないことはしないから」という中川さん。わたしは信じてもいいのかもと思いました。わたしが望んでいてできないことというのに強く気持ちがひかれたから。中川さんなら任せてもだいじょうぶだと思ったので「お願いします」と言いました。

 

もっと自由に楽しんだらいい。ちょっと怖いけど悪いことやひとに迷惑をかけることじゃなければって思えました。デッサンモデルも続けていけるような気がしてきました。弱虫だからまたくじけちゃうかもしれませんけどね。今回もまたお金をもらっちゃったけどこれまでの分もいっしょに全部銀行に預けておいて。いつか必要になった時のためにとっておくことにしました。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

それではまたね。

 

まゆでした。

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。