こんばんは、まゆです。
相変わらず、アクセスがぜんぜん伸びない、まゆの日記です。
開き直ってるわけじゃないけど、たくさんのひとが見てたら。
書けないようなことを、どんどん書いちゃってて。
もし、突然大勢のひとが、読んでくれたら…
どうしよう?なんて。(笑)
よけいな心配をしています。
だから、まゆだけのためじゃなくって。
個人情報が洩れちゃわないように。
まゆが、どこのだれなんだって、特定されたりしないように。
あんまり調子にのらないように、気を付けたいと思います。
Aさんは、某都会の大学を卒業して、まゆたちの町に帰ってきたひとで。
これから、この町を出て、大学に進学しようとしているまゆにとって。
人生の先輩にあたるのだけど。
先輩ということばには、すごくたくさんのことが、含まれています。
Aさんとお会いしたのは、暴行未遂事件からしばらくしてから。
まゆが、なかなか学校に戻れないでいたころのことです。
理屈ではわかってても。
自分は、なにか汚された存在みたいに思えて。
すごい引け目っていうか、ひと目に晒されることに。
恐怖みたいなものを感じていたころでした。
そんなまゆの心をひらくための、ボランティアとして。
Aさんは、まゆのところにきてくださったのだけど。
すごいなって思ったのは、Aさんがまゆに対して。
ほんとうに、自分自身が丸裸になるくらい。
ご自分の過去を晒してくださったこと。
あまり細かく書くと。
Aさんにご迷惑がかかるので、慎重にしないと、なのですけど。
上手に書けるかな?
Aさんも一人っ子なのですけど。
まゆとは違って、ご両親が健在で、とても大切に育てられてきたそうです。
ご両親は優しいけど、生活面ではすごく厳しい方で。
恋愛も自由にはできる環境じゃなかったし。
外見も意識して、友だちよりも地味な感じにしていたそうです。
だから、ご両親の元を離れて、都会で一人暮らしを始めた時は。
今までの窮屈な生活を抜け出して、なんでも自由にできるようになったことで。
有頂天になっていたってAさんは言います。
ご実家が裕福だったのと、お父様がアルバイトを嫌っていたこともあって。
仕送りは普通に生活していく分には、充分過ぎるくらいで。
Aさんを溺愛されていたお爺様からも、別にお小遣いを送ってもらって。
そこらへんのOLさんなんかより、よっぽどリッチだったそうです。
それで、服装も派手になっていったし。
恋愛も、それまで我慢していたのが、一気に開放されて。
かなり自由に男のひとと、お付き合いをされていたそうです。
Aさんは、すごいスタイルのいい美人さんで。
まゆと初めて会った時も、モデルさんかな?って思うくらい。
とっても素敵な方でした。
そんなAさんの学生生活を、むちゃくちゃにしたのは。
思い詰めた(勘違いした?)男が起こした、レイプ事件でした。
ゼミの飲み会のあと、帰る方向がいっしょだからって。
送っていくって、言ったその男は。
Aさんのアパートまで来た時に「トイレを貸してほしい」って。
これって、まゆの時と似てますね。(笑)
トイレを終わった男は、そのままAさんの部屋に居座って。
前からAさんのことが好きだったって、告白を始めたそうです。
でも、Aさんはその男のことは、むしろキライなタイプだったので。
はっきりと断りました。
「お友だちとして」みたいな言葉は、却って勘違いされると困るから。
傷つけないように、でもはっきりとわかるように、お断りをしたそうです。
ところが、その男はAさんの優しさに気づかないどころか。
突然逆上して、Aさんに襲い掛かったのだそうです。
驚いたことに、その男の言い分は。
派手な恰好で、男を挑発しているAさんが悪いんだと。
いつも思わせぶりなことを言ったり、誘うようなそぶりを見せたり。
それに完全に誤解なのですけど、Aさんのことを。
誘われたら誰とでもやる、ビッチだって、自分は知ってるんだって。
事件のあと、Aさんは被害を訴え出ることはせず。
親しい友だちにも、家族にもなにも言わずに。
実家に帰ってしまったそうです。
もちろん、誰とでもやるビッチだなんて、ぜんぜんウソだけど。
服装や振る舞いから、そう思われてもしかたない部分があったのかも。
もしかしたら、世間はあの男と同じように、自分を見ていたのかも?って。
レイプされたことは、自分が悪かったのかもしれないっていう。
自責の気持ちで、いっぱいになって。
されたことと同じくらい、それは恥ずかしいことに思えて。
すっかり引きこもりになってしまったそうです。
もともと派手な恰好をするのも好きだったし。
男のひとの視線を感じるのも、気持ち良いって思っていて。
たぶん、それは性的な快感だったのかもしれないって。
Aさんなりに自覚がはされていたそうです。
だから、男が言ったことが、いちいち心に刺さって。
結局、抵抗することができなかったんだって。
自業自得なんだって、ご自分を責めてばかりいたそうです。
その気持ちが変ったのは、やっぱり支援者と話をしたことから。
それまで明るかったAさんが、突然引きこもりになったことを。
不信に思ったご家族が、女性問題のカウンセラーなどを通じて。
ようやく、性犯罪被害に詳しい支援者につながったそうです。
そこで漸く、自分はなにも悪くないのだということがわかって。
「一度しかない人生なのに、なんであんな男のせいで、自分が時間を無駄にしなければいけないんだろう?」って思えるようになったって。
悪い男は、自分勝手な理屈をつけて、責任のがれしているけど。
そのことを真に受けて、なんで自分が萎縮しなければいけないの?って。
なんで、好きなことをガマンしなくちゃいけないの?って。
もちろん、二度と危険な目に逢わないように。
これまで以上に気を付けなきゃいけないって。
それは十分わかっているのだけど。
そんな馬鹿な犯罪者のことなんて、気にしないで。
好きなことをして生きていきたいって、思えるようになったそうです。
「でも、それは建前で。ほんとは今でもトラウマになってるし。気持ちが萎えそうになることもあるのよ」って、Aさん。
「きっとまゆちゃんもそうだと思う。一生もとには戻れないのが現実だけど」
「でも、こんなに可愛い女の子に生まれたんだから」
「可愛い女の子だけが経験できる、楽しいことを。思う存分に味わってほしい」って。
もちろん最後の方は、まゆに自信をつけさせるために。
ずいぶんと盛って?(笑)お話ししてくれてるのだと思うのですけど。
Aさんのおかげで、実感として。
ママも自由に恋愛すれば良いんだって、思えるようになったし。
まゆも、自分の中に秘めている、ちょっと恥ずかし願望を。
できるかどうか?わからないけど。
きっと、できる範囲でいいから、やってみようって。
そんな風に思えるようになりました。
またまた、長文になってしまいました。
読むひともいないのにねぇ。(^-^;
今日はこのくらいにして。
それじゃあ、まゆの秘めた願望ってなんなの?
っていうお話は、また今度にします。
まゆの心の核心を晒してしまう。
いちばん恥ずかしいこと。
もともと、それをカミングアウトするつもりではいたのですけど。
上手に書けるかなあ。
もし読んでくださった方がいたら。
どうもありがとうございます。
この日記は、相変わらず、偶然の出会いにすべてをゆだねています。
それでは、またね。
お休みなさい。
まゆでした。