こんばんは、まゆです。
今日は、オタクくんといっしょじゃなく。
まゆひとりで、帰ってきました。
やっぱりそんな、まだ付き合ってもいないのに。
帰り道だって、ぜんぜん反対方向なのに。
しかも、ふたりとも大切な進路の決定を控えてるのに。
そんな、デートみたいなことしてちゃいけないって。
オタクくんがまゆに告白して。
それで、まゆがOKしてないのに、くっついてきてるって。
他のみんなにバレたのをきっかけにして。
今日こそは、はっきりと、宣言しました。
他の男の子(前回※※くんって書いた子)も、まゆのこと。
思ってくれていたって(オタクくんには言ってないけどね)。
それはそれで、気が重いのだけど。
そのこともあって、やっぱりちゃんとしなきゃいけないって。
今日ついてきたら「助けて~!」って叫ぶからって。
絶対本気だからって言って。
そうしたら、オタクくん「わかったから泣くなよ」って。
知らないうちに、目に涙があふれていました
まゆは困ってしまうくらい、すぐに泣く子です。
そんなことがあって、ちょっと恥ずかしかったんだけど。
「まゆも考えて、考えて、ようやく選んだ道なんだから。
オタクくんも、自分の人生を大切に考えて」って。
だって、もしほんとうに縁があるのだったら。
受験が終っても、それは変わらないはずでしょ?って。
だから、今まで通り、学校で会って、話をするのは、ぜんぜんいいから。
当分のあいだは、今までとおんなじ友だちのままでいようよって。
オタクくんも、納得してくれたみたいで。
帰りに教室を出る時に「バイバイ」って言ったら。
「また、明日な」って。
緊張していた、肩の力がいっきに抜けて。
へたりこみそうになりました。
ふ~ぅ、良かった。(笑)
これでやっと、落ち着いて受験準備できるかな?
こういう風にしないと、まゆは流されやすい、ダメな子だから。
男の子のことで悩むなんて。
今はダメ、ゼッタイ!
さて、遅くならないうちに、お風呂に入らなきゃ。
もし、読みにきてくれたひとがいたら。
どうも、ありがとうございました。
それでは、またね。
まゆでした。