こんにちは、まゆです。
この日記を始めたころから読んでくださってる方。
それはほんとうに少ないと思うのですけど。笑
受験前だと言うのに、突然まゆに告白してきた。
オタクくんってまゆが呼んでた男の子のこと、覚えてもらってますか?
3年で初めて同じクラスになったんだけど。
前から、まゆのことを好きだったって言って。
もちろん友だちだから、キライなんかじゃなかったのだけど。
その時から、まゆにくっついてくるようになって。
そういうことは、お互いのためにも、受験が終ってからにしうようよって。
ただ、春からは別々の進路を歩き始めるんだから。
これからお付き合いとか、やめた方が良いって、まゆは言って。
オタクくんも、わかってくれたのだけど。
この度、彼もめでたく、希望の大学に合格したから。
一度あいたいって、昨日の夜にLINEがきました。
前に、受験が終ったらって言ったのだから。
これは断るわけにはいかないなっていうことで。
今日、会ってきました。
最初は、オタクくんの家に来てほしいっていうことだったのだけど。
彼を疑うわけじゃないけど、2人っきりになるのは。
やっぱり怖いっていうのもあって。
まゆの家の近くの公園で会うことにしました。
お昼前に会ったのだけど。
今、公園は学校が休止になったこともあって。
子どもたちがいっぱいでした。
それで、その公園は結構距離がある、遊歩道になってるので。
町中から離れる方向に、並んで歩きながら、話をしました。
彼は身長が180cmくらいあるので、まゆはずっと見上げる形。
これは、おにいちゃんの時も同じなのですけどね。
先ずはお互いに、合格おめでとうみたいな、話から始まって。
もう住むところは決まったの?とか。
大学があるところの感じは?みたいな。
そういう話をしていました。
ちょっとだけ話が途切れた後、オタクくんが言いました。
「始めっからダメなのは、わかってたんだけどね」って。
でも、オタクくんが告白してきた時って。
前に付き合ってた(そのひととは何もなかったのですけど)ひとと。
別れたタイミングで告白したって、彼もそう言ってたのに。
「見ちゃったんだよ。大学生かな?男のひとと腕組んで…って言うか。
腕にぶら下がるみたいにして、楽しそうに歩いてるのを」って。
あ~!おにいちゃんと歩いてるの、見られてたんだ。
それで「あのひと、付き合ってるんだよね?」って言われて。
なんて答えていいか、ちょっと頭が混乱してしまいました。
高1の時に出会って、兄妹みたいにしてて。
2人目のひとがすごい酷いひとで。
ストーカーみたいになったそのひとと別れるの。
子ども食堂の大学生さんたちに手伝ってもらって。
その後、おにいちゃんとは、大人の関係になってしまって。
大好きなんだけど、その時には彼にフィアンセがいて。
だから、やっぱり兄妹っていうことで。
関係をつづけてきたなんて。
そんなの、絶対にわかってもらえるはずがないし。
まゆ、ほんとうにいけない女の子だって。
絶対に思われちゃうに違いないって。
だから、細かいことは、もう言わないことにして。
「うん。付き合ってるよ」って答えました。
オタクくんは「そうだよなあ。すごい仲よさそうだったもん」って。
それでも告白してくれたのはなんで?って聞きました。
そうしたら彼は「もしかしたらって言う気持ちもあったけど」
離れ離れになってしまう前に、少しの時間でもいいから。
まゆのことを近くで感じたかったって。
高校入ってすぐに、まゆのこと見つけて。
それまで想像してた、2次元の理想の女の子が。
現実に3次元になったら、きっとこんな子だって思って。
好きになってしまったっていうのは、ほんとうなんだって。
言われるだけで、恥ずかしくなっちゃうんだけどね。
それで、3年でクラスが一緒になって。
話をしたら、思ってた通りのド天然で、無邪気で。
理性がなかったら、拉致して帰って、猫耳と尻尾でも付けて。
首輪でつないで、ひそかに飼いたいって。
もちろん、それ冗談だよねって言ったら。
「願望としてはあるから、自分でも怖ろしい」って。
もうお別れだから、思ってたこと、全部言ってしまいたいって。
自分を隠して、良い格好して、万が一付き合えたとしても。
そういうのは、絶対にいつかボロがでるからって。
それにひょっとしたら。
まゆがそういうのに興味があるかもしれないしって。
それは…確かにあるんだけど、やっぱり言えないよ。
もしかしたら、見透かされてる?
「同窓会とかで会うかもしれないよ」って言ったら。
「かまわん。他のやつだって、似たり寄ったりだから」って。
「それにまゆちゃんは、そんなこと言いふらしたりしないから」って。
すごい信用のされかただけど、確かにそうかな?
それに「そういうこと正直に言えるひとって、すごいと思う」って。
「まゆだって、すごいエッチな子だよ」って、まゆには言えないし。
それで、オタクくんは、すごい赤裸々なことを話してくれたのです。
「あの大学生さんと、まゆちゃんがやってるところを、想像してしまって」
それを考えたら、たまらなくなって、自分でしちゃったとか。
まゆに似た(いろいろ言われたけど)女優さんのAV見ながら。
まゆのこと想像して、なんどもやっちゃったとか。
「それって、女の子を拉致して、首輪でつないどくようなの?」って聞いたら。
「そういうのもいけっこうある」って。
ロリ系のは、だいたい女の子が、いたぶられたりするのが多いんだって。
「でも、そんなことしないから。安心しろよ」って笑いました。
まゆは、オタクくんに抱かれてもいいかな?って。
心の中で、そういう気持ちが出てきちゃったんだけど。
それは、理性で抑えて、なにも言いませんでした。
却ってお互い、辛い思いをしちゃうことになるから。
遊歩道を歩いて行った先にあったファミレスで、お昼を食べて。
また、同じ道を引き返しました。
もし、まゆがオタクくんのことが好きになったら、教えてほしいって。
それまでは、良い友だちでいてほしいって。
もちろん、OKだよって答えて、別れようとしたのだけど。
オタクくんが「最後にハグだけさせてくれ」って。
それで、少し道を脇にはいって、樹の陰になってるところで。
オタクくんは、まゆを抱きしめました。
すごいドキドキしちゃって。
ひょっとしたら、オタクくんのこと、少し好きになってるかも?って。
その場の雰囲気に流されやすい、ちょっとおバカな女の子だから。
ちゃんと理性を保たなくっちゃ。
たぶん、オタクくんは、理性をフル動員してるんだものね。
たまにはLINEしても良いか?って言われたので。
これから行く大学がどんなところか?
近況報告とかするのは、面白いかもねって。
それで、笑顔で別れてきました。
ハグされてるの、かなり長かったから。
けっこうひとに見られてたみたいだけど。
だいじょうぶかな?汗💦
そういうわけで、去年の10月頃だったかな?
すごい積極的すぎて、どうなるか?心配だった、オタクくんのことは。
とりあえず終わりになりました。
やっぱり良いひとだったんだなって、うれしくなりました。
読んでくださって、ありがとうございました。
それでは、またね。
まゆでした。