まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

え~っ!!最後までセクハラ?涙

こんにちは、まゆです。

 

まゆの高校は、一応この辺では進学校と言われているのですが。

旧制中学からの伝統から、わりとバンカラ?な校風で。

周りから思われているのと違って、全然受験優先ではありません。

勉強は自分でするもの…という感じです。

 

文化祭も体育祭も、3年生がフルで出るのあたり前だし。

部活も、けっこう厳しいです。

帰宅部だったまゆが言うのもなんなのですが。笑

 

それでもやっぱりさすがに。

1月から、3年生は自由登校になります。

みんな、それぞれ受験に行かなきゃならないですしね。

 

推薦で去年のうちに進学先が決まったひとも。

もちろん、登校するもしないも、自由なのですが。

まゆは、友だちにも会いたかったし。

最後の高校生活をと思って、登校していました。

 

でも授業のカリキュラムは秋までに終わってるし。

年が明けてからの授業は、科目別の直前対策的なのと。

あとは自習みたいな感じです。

 

それで2月に入ると、私学の受験が本格的になって。

試験日以外でも、登校せず自宅学習をするひとが増えてきて。

ちょっと、もういいかな?みたいな。

それで、普通に登校するのは、もうこれで終わりにしようと。

そう決めて、学校に行きました。

 

一応、午前中は自習の教室(もともとのホームルームです)に登校。

お昼を友だちと食べて、そのまま帰ろうと思っていました。

 

幸いクラスの3分の1くらいは登校していて。

仲良しだった友だちもな何人かいたし。

最後としては良かったなって。

 

1・2年生は普通に授業があるので、当然食堂も開いています。

でも、まゆは1年生の時からずっと、お弁当持ち。

毎日、ママとまゆのお弁当を作って、持ってきていました。

 

だから、今日も前の晩に作ったサンドイッチと。

通学途中に買った、大好きなカルピスウォーター

 

一昨日遠方の私立の受験だった友だちと。

いっしょにお昼を食べていました。

その子も、もうみんなも来なくなるし今日が最後かなって。

彼女は超が付くほど成績優秀だから。

受けた本命合格間違いなしなのです。

 

2月も後半になったら、卒業式の準備とかあるので。

たまには顔を出そうと思ってるって。

まゆは家が近いので、時々は来るかも?みたいな。

そんな話をしていました。

 

そうしたら、男子の一団がわらわらと寄ってきて。

「え~っ!もう学校こないの?寂しいよ」とか言って。

でも、よく聞いたら、その子たちも、もう来ないかな?って。

 

それで、ひとりの子が。

「まゆって、いっつもカルピス飲んでるよな」って。

「うん。大好きだからね」って、答えたんだけど。

 

そうしたら、別の子が。

「一度でいいから、まゆに俺の特製カルピス、飲んでほしかったな」って。

それで「そんなのあるの?飲みたい」って答えたら。

「おう。今晩、まゆのこと思いながら、たくさん作っとくよ」って。

 

「へ~?※※くんって、カルピス作れるんだ」って聞いたら。

他の子が「俺も作れるよ。でも、直接飲んでほしいな。濃いいのを」って。

 

「えっ、直接?」って、聞いたら、いっしょにご飯食べてた友だちが。

「バカまゆ、いい加減わかれよ。あんたらも、いい加減にしろ」って。

 

男子たちは、みんな笑ってて。

「俺、想像して変になってきた。勉強に身、はいらんわ」とか。

「やっぱり、まゆは癒しだわ。俺にはこの時間が必要だ」とか。

 

えっ?って思ってると、友だちが耳元で。

「男子たちがカルピスって言ったら、あれに決まってるでしょ?ほら」って。

「あんたまた、セクハラのターゲットにされてるんだよ」って。

 

それでようやくまゆも事態を理解して。

「また、イジメられた。恥ずかしいよお!」って。

友だちに抱きついて、顔を隠しました。

 

友だちは一応「よしよし」してくれたのだけど。

「まゆって、賢いのかアホなのか?ほんとわからないね」って言うから。

「間違いなくアホなの」って。

 

だってね。

特製カルピスって言われた時点で。

なんか手作りでヨーグルト絞ってるような。

そんな情景が頭に浮かんで。

 

どんなんだろう?って。

そのことで頭がいっぱいになって。

ワクワクしながら、想像してたんだもの。

 

友だちは「可愛い。お前はほんとに可愛い」って。

「男子がちょっかい出す気持ちがわかるよ」って。

「でも、男はオオカミなんだからね。卒業後のまゆが心配だよ」って。

 

男子は「いつまでも、そのままのまゆでいてくれ」って。

それ、セクハラする人間の言うことばか?ほんとに。

 

でも、ひとりの男子が。

「ほんと、気をつけろよ。俺たち、ずっと守ってはやれないからな」って。

 

「ん?」

別に守ってもらった覚えもないし。

ずっと、からかわれてばっかりだったけど。

まゆのこと、そういう目でも見てくれてたのかな?って。

ちょっと思いました。

 

それにしても。

これで最後かな?って、思って登校したのに。

最後も、セクハラっていうか。

天然イジリでした。

 

まあ、それもまゆらしいっていうか。

良い思いでになったかな?って。

 

 

まだ、ぜんぜん実感ないんだけどね。

受験、真っただ中の子たちは、なおさらか?

 

明日からは。

別の方の思い出作りの日々にできたらなって。

ちょっと思っています。

 

それがなにか?

また、いけないことかも?だけど。

 

う~ん。

また、報告しますね。

 

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

それでは、またね。

 

 

まゆでした。