まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

女の子の友だちと ~閲覧注意!!です~

こんばんは、まゆです。

 

こんなこと書いていいのか?って。

すごい迷いましたけど。

思い切って、書いちゃいます。

 

昨日、同級生の家に遊びに行ってきました。

はるか(仮名)は、3年生になってクラスが一緒になった子で。

学校の外での付き合いは、今までなかったのですけど。

教室では、いつも一緒にいる仲でした。

 

今までの日記で「友だちが」って言ってるのは。

ほとんどが彼女のことです。

 

まゆのこと面白がって、からかったりもするのですけど。

男子がまゆのこといじってる時とか。

まゆが対応できなくなってきたら、助け船を出してくれる。

ある意味、心強い友だちです。

 

はるかはめっちゃ頭良くって。

日本の大学で一番難しい大学も充分狙えるって。

みんな言ってたのですけど。

やりたいことがあるからって言って。

ある大学の芸術系の学部に進学します。

 

まゆから見たら、なんか大人って言うか。

同じ学年なんだけど、ちょっとお姉さんみたいな。

ちょっと知的な感じの美人さんです。

 

今までは、学校の中だけで、仲良くしてたのですが。

受験も終わったことだし、一度おいでよって。

それで、昨日のお昼に行ってきました。

3年前に建て替えたそうで、すごいきれいな、大きなお家でした。

 

昨日は、お家のひとがいないということで。

ひろいリビングでお話ししたのですけど。

やっぱり受験の直後だったので、進路のことになって。

まゆは大学出たらなにするつもりなの?って。

 

それでまゆは、今は具体的にはわからないけど。

自分と同じような境遇の子たち。

親を亡くした子とか、これは自分のことは、言わなかったのだけど。

性的な被害を受けたりした子とかの、助けになる仕事をしたいって。

 

はるかは、芸術学部に行ったら。映像関係の勉強がしたいって。

それは前にも聞いたことがあったのだけど。

なにか目標にしてるものとかがあるの?って聞いたら。

 

ほんとうに唐突としか言えないのだけど。

「わたしAVみたいなの作りたいんだよね」って。

え~っ!!ですよ。

女の子がAVみたいなの作るって。

女優じゃなっくって?って、思わず言ってしまいました。

 

そうしたら「女優はしないよ。撮る方がしたいの」って。

それと、わかりやすいと思って「AVみたいな」って言ったけど。

自分の中では、違うのだって。

 

それと、あくまで「例えば」ということで。

他にもいろいろやりたいことはあるそうなのだけど。

可愛い女の子の、自然な姿を撮ったら、面白いだろうなって。

 

「まゆのことが撮りたいって、今、思ってるんだよ」って。

また、からかって、変なリアクションを期待してるんでしょ?

そう言ったら「ほんとうだよ。イメージあるんだもん」って。

 

はるかは「まゆのセーラー服姿が良いんだ」って。

それで「はるかだって同じの着てたじゃん」って言ったんだけど。

「わたしの中のまゆが撮りたいんだよ」って。

「なんか儚げで、危うい感じのする、そんな女の子が良い」って。

 

はるかが言うのは(聞いたことだいぶ端折りましたけど)。

セーラー服を着て、おさげにしたまゆが、学校から帰るところを。

いろんな角度から、引いたり、アップにしたりしながら。

追っていくそうです。

思春期の女の子だけが持っている、その瞬間の可愛さを撮りたいって。

 

それで、うちについたら…

ゆっくりとセーラー服を脱いで、全裸になって、それで…。

「やっぱり脱がすんかい!?」って言ったら、さらに。

恥じらいながら、自分をなぐさめ始めるんだって。

やっぱりAVじゃないか!?しかも、まゆで想像するな!

 

「また、まゆのことオモチャにするの、やめてよ」って言ったら。

「だって、まゆのセーラー服姿。可愛くって好きなんだよ」って。

 

前から可愛いなって、思ってて。

それで、いっしょのクラスになって、うれしくって。

話しかけたら、予想通りの反応で。

それで、しょっちゅうかまってるうちに、仲良くなれて。

この1年、すごく楽しかったよって。

 

まゆの反応を見ながら、イジるのは楽しいんだけど。

男の子が、エッチなこと言って、からかったりして。

まゆが天然で、ボケてるのをいいことに、調子に乗ってたりすると。

腹がたってきて「お前ら、いい加減にしろ!」って。

それで、なんかまゆのこと、守ってるみたいな気分だったって。

 

この話を、どういう風に受け止めたらいいのか?わからなくって。

じっとはるかの目を見ていたら、はるかはにっこり笑って。

「その表情も好きなんだ。でも、ゴメン。困らせたよね?」って。

「でも、可愛いって思う気持ちはほんとうだよ」って。

 

はるかは、男の子のことを好きになったこともあったし。

実際、付き合って、関係を持ったこともあるから。

自分はレズビアンじゃないと思っているのだけど。

バイセクシュアルかもしれないとは思ってる」って。

 

「こういうこと言われて、イヤだった?」って聞かれて。

むしろ、正直に言ってもらって、感動してるって。

そういうの相手に伝えるのって、きっと勇気がいっただろうなって。

まゆは、今までそんな勇気を出せたことないって、思ったから。

 

「まゆはわたしのこと、どう思う?正直に言って」って言うけど。

なんて答えたらいいのか?よくわかりませんでした。

はるかと仲良くなれて、ほんとうにうれしかったし。

同じ学年なのに、お姉さんみたいで、頼りにもしてたし。

助けてもらったり、守ってもらったり、してもらってばっかりで。

 

「まゆって受け身なひとなんだよ」って。

男の子からでも「お友だちになってください」っていう。

便利なことばを言われて、友だちだったら断る理由がなくって。

それで「はい」って言ったら、向こうはどんどん恋人みたいにしてきて。

それで、まゆの方もだんだんそんな気分になっちゃって。

 

「それで、やられちゃうんだ?」って、はるかが。

事実はそうなんだけど、そんな露骨に言わないでよ!

「まゆって軽い女の子なんだ」って、周りに思われてないか?って。

自分でも、ほんとうはそうなんじゃないか?って。

密かに傷ついてるんだから。

 

でも、正直言って、はるかに「好き」って言われたら。

うれしいし、きっと受け入れてしまうかもしれないって。

そう言ったら、はるかは「好きな男のひといるんでしょ?」って。

好きなひとはいる、でもおにいちゃんのことは、はるかにも言えない。

 

はるかは「まゆに彼氏がいてもいい。それでも好きだから」って。

「まゆ。イヤじゃなかったら、まゆにさわっても良い?」って。

それで「うん。イヤじゃないよ」って答えたら。

はるかは、まゆの手を引いて、ソファから立たせました。

 

それで二人はじっと見つめあって。

はるかは上からまゆの背中に腕をまわして、包み込むように、抱きしめました。

まゆも、はるかの腰に手をまわして、そっと抱き返しました。

「ああ。すごい気持ちいい。ずっとこうしたかった」って、はるかが。

 

まゆもすごい気持ち良くって。

女の子の身体って、優しくって、良い匂いがします。

はるかも、まゆの髪の匂いを吸い込みようにして「ああ、まゆの匂いだ」って。

それから、少し身体を離してから、もう一度見つめあって。

 

キスをしました。

最初は優しくだったけど、だんだん深くなって。

やっぱり、はるかとのキスは、すごくやわらかくって。

心も身体も溶けそうでした。

 

その後、ふたりは隣合わせに座って、身体をくっつけて。

恋人どうしみたいに、話をしました。

時々抱き合ったり、キスをしたりしたけど。

それ以上のことはしませんでした。

 

はるかのことが、好きになっちゃったみたいです。

まゆも、バイセクシュアルなのかな?

よくわかりません。

でも、やっぱりまゆはチョロい女の子なのかな?

 

今でも、はるかと抱き合った感触や。

キスした時の気持ち良さを、まゆの身体が覚えています。

たぶん、またふたりで会うと思います。

もうすぐ、別々の道に分かれて行ってしまうのにね。

 

昨日まで、想像もしていなかった経験をして。

だらだらと、ながながと書いてしまいました。

こんな女の子は、やっぱり、気持ち悪いですか?

どうしようもない女の子だって、軽蔑しますか?

不快な気持ちにさせてしまったら、ゴメンなさい。

 

でもね。

でも…そういうの、ダメなんだよ、まゆって。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

キライにならなかったら、また読みにきてください。

 

それでは、またね。

 

まゆでした。