まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

前途多難です ~いろいろとね~

こんばんは、まゆです。

 

表題の言い方は正確ではないかも?なのですけど。

今日は、すごいハプニングがありました。

もちろん、良くない方のです。

 

今日から自宅学習ということで、学校に行ってないのは。

昨日の日記に書いたのですけど。

進路の決まったまゆが、自宅で学習するわけもなく。

そんなことは学校の方も、もちろん黙認なのですけど。

 

今日は久しぶりにおにいちゃんとデートでした。

 

おにいちゃんの方も、大学の後期試験が終わって。

ちょっと時間が空いたので。

お昼ご飯をごちそうしてくれるって。

 

それで寒くないようにっていうことで。

待ち合わせは、駅のショッピングモールの入り口あたりで。

 

その前に郵便局によって、お年玉年賀はがきの当たりで。

切手シートを(たった1枚!笑)もらってきたのだけど。

 

約束よりも30分近く早くついてしまいました。

おにいちゃんも、時間よりかなり早くくるひとなので。

まあ、すぐだろうなって。

 

でも、今日のおにいちゃんは、めずらしく。

フライング無しだったみたいで。

けっこう、長くその場で待つことになりました。

 

この時間にこんなところに立ってるまゆは、目立つのでしょうか?

通りすがりのひとが、わりとじろじろ見てくるので。

なんとなく居心地が悪くって。

 

いかにも待ち合わせですよ、みたいな感じで。

ひと待ち顔で、きょろきょろしたりしてました。

 

ふと気が付くと、通路の反対側に2人のおば様(50代くらい?)がいて。

こちらをちらちらと見ては、なにごとか話をしています。

なんかイヤな予感がして、目をそらしてたのだけど。

お2人は笑顔を浮かべながら、こちらに近づいてきます。

 

逃げるのも変なので、その場でじっとしていると。

「こんにちは。少しお話ししてもいいですか?」

なにかの宗教団体のひとかな?それだと面倒だなって思ったのだけど。

「あっ、はい」って、ぎこちない返事をしました。

 

「心配しなくても、だいじょうぶよ」って言うお2人を改めてよく見ると。

揃いのジャンパーで、腕には腕章を付けています。

『※※みまもり隊』ってことは…。

ますます、イヤな予感がします。

 

ひとりのひとが。

「今日、学校は?お休みしても良いけど、ひとりでこんなところにいたら危ないよ」って。

すかさず、もうひとりのひとも、冗談ぽくだけど。

「あなたみたいに可愛い子を狙ってる、悪いひともいるからね」って。

 

まさか!

まさか、まゆは補導されてるの!?

 

今日のまゆのいでたちは。

サイズ大き目のジーンズを折り返してはいてて。

赤いダッフルコートに、黒いコンバースのハイカットという。

子どもっぽいと言えば、子どもっぽい格好だったのですけどね。

 

身長148cmということもあるし。

童顔ということもあるし。

 

「いえあの。わたし高校生で。今、学校は自由登校で」って言ったのですけど。

2人は微笑みながら、首をかしげて、顔を見合わせて。

「あぁ、そういうことか?それならいいのよ。

おばちゃんたち、あなたのことが心配になっただけだから」って。

これはきっと、いや絶対に信用されてない?

 

しまった。

今日、生徒手帳とか身分を証明するもの持ってないし。

困ったなって思ってるところに。

 

「お待たせ、まゆ。え~と、こちらのおふたりは?」って。

「おにいちゃん」って、半分涙声だったかも。

 

それでひとりのおば様が。

「あら、おにいさんですか?いえ、わたしたち地域の子どもたちを見守るボランティアで。妹さんが、ずいぶん長くここに立ってらしたものですから…」と笑顔で。

「良かったわね。おにいさんが来てくれて」って、笑顔で言ってくれたのですけど。

 

「申し訳ありませんが、手続き上の決まり事で。失礼ですけど、おにいさんのご身分を証明するものがあれば、見せていただけると助かるのですが」って。

 

おにいちゃんは動揺することなく、ショルダーからパスケースみたいなのを出して。

「これでよろしいでしょうか?」って言って、おばさんに見せました。

「あっ、※※大の医学部の。失礼なことを言ってゴメンなさい。見守り隊の活動にご協力くださって、ありがとうございました」って。

 

最後に「最近は物騒な事件も多いですから。妹さんのこと、気を付けてあげてくださいね」って言って、笑顔でなんどもふりかえりながら、行ってしまいました。

 

 

おばさんたちを見送ったあとで、おにいちゃんは。

「さすが鋭いな」って。

それで、まゆがなんのことか、わからないでいると。

「兄妹じゃないんじゃないかって疑ってるんだよ、きっと」って。

 

あそこで「なんの権利があって、そんなことを」とか言って拒否したら。

たぶん、面倒なことになったんじゃないかなって。

 

もし兄妹じゃなくって、大人の付き合いとかだったら。

まゆは、こないだ18歳になったけど。

それまでだったら、未成年者淫行条例にひっかかるって。

前に、おにいちゃんが言ってたっけ。

 

「去年までだったらヤバかったってこと?」って聞くと。

「そう。たとえちゃんとした恋愛関係でも、条例にはひっかかるからね」って。

まゆは心の中で「ちゃんとした恋人どうしじゃないから、もっとダメだよね」って。

そう思いながらいつものように、肩を抱いてもらおうと思って。

おにいちゃんにくっつこうとしたら。

 

「今は念のために、腕を組んだりするのはやめとこうか」って。

そっか、どっかから見られてるかも知れないしね。

 

それから、ふたりでハンバーグの美味しいお店に行って。

その後したことが、あのおば様たちに知られたら。

大変なことになったかな?笑

 

18歳にはなったけど。

おにいちゃんって呼んでるひとと、そういう関係になってるのは?

やっぱりダメだよね。

 

それにしても、まさか18歳になったのに。

補導されそうになるかなあ?

 

今までは、おしゃれとか。

大人っぽい格好はしなかったのだけど。

それは、おにいちゃんが「可愛い」って言ってくれてたのもあるんだよ。

 

でも、春から大学生だし。

おにいちゃんからも、卒業するって決めてるし。

お化粧とかも練習しておかないといけないかな?

 

いろいろ、いろいろ、いろいろ…。

いっぱい考えて。

実は、頭がパンクしそうになっています。

 

この日記だけには、そこらへんのこと。

ほんとうのこと。

書いてしまおうかな?

 

書けるかどうか?わからないけどね。笑

 

 

前途多難っていうのは、こういうことだったのです。

わかりにくいですか? 💦

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

それでは、またね。

 

 

まゆでした。