まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

作品モデルのお仕事終わりました

こんばんは、まゆです。

 

昨日の夜からめっちゃ寒いですね。昨日まではパーカーとフリースジャケットで済ませていたのですけど今日は今シーズン初めてダウンコートを着ました。実家の方は降り始めた雪がたぶん積もるんじゃないか?って。こっちはだいじょうぶそうですけどいよいよ冬ですね。

 

そんな中先週に続いて今日も授業が終わった後で京子先生のお宅に行ってきました。描いていただいている水彩画のモデルの続きです。先生のお宅に伺うのはこれで3回目。通いなれた道になって?ひとりでもタワマンのエントランスできょときょとしなくてよくなりました。笑

 

お部屋はすごく暖かくしていただいていてヌードでもぜんぜんだいじょうぶかな?くらい。前と同じようにお茶をいただいてから用意していただいた7分袖のブラウスとピンクのエプロンワンピースに着替えました。メイクを整えて髪は先生が前回と同じピンクのリボンでツーサイドアップにしてくださいました。

 

スクリーンの前の床には前回先生がしてくださったマスキングがそのまま残されていました。そこに両方のつま先を合わせると先生が前回と同じになるようにポーズを指示してくださいます。写真も撮ってもらってたのですけどそれよりも作品の絵自体に合わせて指示されてるようでした。

 

描きかけの絵は先週帰りに見せていただいた時から手をいれられていて。下描きの線がきれいに消されていてわたしだったら「もう完成してるんじゃないかな?」って思うくらいはっきりした絵になっていました。それに前は描かれてなかった背景がこちらは最終ではないのでしょうけど色も塗られていました。

 

先週はポーズを決める最後のところでヌードデッサンでたくさんのひとに見られたことを思い出すように言われて。先生もその時のわたしを思い出してるからって。それですごい恥ずかしい気持ちになったところで「良い表情だ」って言ってくださって。それを描いていただきました。

 

今日もまた同じようなことを言われるのかな?って思っていました。実はそれを思うだけでわたしは恥ずかしい気持ちでいっぱいになっていました。だって先生が着ている衣装の中のわたしを身体も心も見通しているように感じていたから。

 

ポーズが決まってイーゼルに向かった先生はわたしに向かって「まゆちゃん。この前あった時からなにかあった?」って聞きました。わたしはとっさにおにいちゃんと過ごした2日間のことを思ったのですけどそれを言うのは恥ずかしかったから「特になにもありませんけどどうしてですか?」って答えました。

 

「だって前と表情が違うから」って先生。それで「ごめんなさい。直します」って言ったら「そのままで良いのよ」って。よくわからなかったけどそのままでいるようにしました。実際先生は描き始められましたのでわたしは前に言われたように少し下から先生を見つめるようにしていました。

 

「まゆちゃんきれいな足してるね」描きながら先生が言いました。「小さくて華奢で足指の1本1本がすんなりしてて。小指の爪まできれいな子って好きだな」って。先生は今わたしの足を描いてるのかな。わたしは恥ずかしくて少し足をもじもじしてしまいました。

 

「またいやらしいこと言ってごめんね。思わず舐めたくなっちゃうくらいきれいだから」ってにこっと笑った先生の目はわたしの心の中を見通すような目でした。わたしは週末におにいちゃんがわたしの全身を愛してくれた時のことを思い出していました。おにいちゃんはわたしの足指をなめるのが大好きでわたしはそうされるとすごい感じてしまいます。

 

わたしは先週と同じようにまるでヌードを描かれているような気持ちで先生の前に立っていました。先生はわたしのなにを描こうとしてるのだろう?って思いながら。

 

そのあとはそういう話はなくって時々ふつうの雑談をされるくらいでした。でも休憩が終わってポーズに戻るたびにたまらない羞恥の気持ちが心にわいてきました。

 

予定の時間が終わって先生は「お疲れ様」って言ってくださいました。わたしは「ありがとうございました」と言ってお辞儀をしました。「良い絵になると思うよ。ありがとう」先生は言われました。あとは時間をかけて少しずつ手をいれて仕上げるそうです。

 

この日も先生は晩ご飯をごちそうしてくれました。絵を描いている時のちょっとSっぽい先生とは違って優しい京子さんに戻って。お話していてママより歳が3つ上だってわかってまた「まゆちゃんみたいな娘がほしかった」って。「でも娘だったらヌードの絵なんて描けないでしょ?」って言ったら「わたしは描くよ。まあ赤ちゃんの時かもしれないけどね」って。

 

「この絵はなんていう題にするんですか?」って聞いたら「いろいろ考えたけど余計な注釈を付けずに『少女』にしようと思ってる」と教えてくれました。「思春期の女の子の繊細で純粋なエロスが描けてたら良いのだけど」って。「やっぱりエロスなんですか?」って聞くと「そうだよ。まゆちゃんの可愛いらしいエロスを描き出せたつもりだよ」って。

 

この絵をひと前に出すのはまだ先になるそうですけど。わたしは恥ずかしくて見れないかもしれないと思いました。それにモデルがわたしだとわかってしまうのも恥ずかしいし。でも先生は画廊なり展示会に出すときには連絡するって言われました。その時は変装して見に行かないと。💦

 

「まゆちゃんの身体も顔だちも好きだけどいちばん好きなのはその目かな」って先生が。「よくたぬき顔だってからかわれます」って言うと笑って「小動物のイメージあるからね。まゆちゃんは」って言ってから真面目な顔で「大きくっていつも潤んでるみたいで。そうやってじっと見つめられると吸い込まれそうだよ」って。

 

「馬鹿な男が勘違いしそうで心配になるの。くれぐれも変な男につかまらないように気をつけてね。まゆちゃんって押しに弱そうだし」って。なんか言い当てられてるみたいで恥ずかしかったです。なんでこんな童顔のちびっ子が魔性の女なんて言われたりするんだろう?とかまた考えちゃいました。

 

ゴメンなさい。

話が変な方にきちゃいましたね。

実はすごい眠くなってます。(ノД`)・゜・。

明日も朝から授業なので失礼します。

読んでくださってありがとうございました。

 

それではまたね。

 

おやすみなさい。

 

まゆでした。

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。