こんにちは、まゆです。
昨日の学校帰りも松井くんといっしょでした。いちど男子の部屋も見てみたいということで彼のマンションに向かっていました。その途中同じ学科の男子2人とあったのですが。その子たちが松井くんに「奇跡のやらはた回避!おめでとう!」「誕生日を目前にして逆転満塁ホームラン。松井スゲエっす!」って。
松井くんは「変なこと言うなよ。そういうのと違うんだから」って。男の子たちは「仲間が減るのは悔しいけど良かったな」「美少女と野獣。うらやましい~」って。松井くんは「かんべんしてくれよ。いい加減にしないと本気で怒るからな」って。わたしはなんのことかわからず3人の顔をきょろきょろ見ていました。「まゆちゃん。本気にしなくていいからね」とわたしの腕を引いてその場を離れました。
松井くんに手を引かれて足早に歩きながら「※※くんたちなんのこと言ってたの?やらはた回避ってなんのこと?」って聞きました。松井くんは「それまゆちゃんが口に出すような言葉じゃないから。後で説明するけど俺ほんとうにそんなつもりないからね」って。それまでと打って変わって無口になった松井くん。そのまま彼のマンションにつきました。
松井くんの部屋は今日行きたいって言ってすぐにお邪魔したとは思えないくらいキレイに整理されていました。わたしが「すごいキレイでびっくりしてる」って言ったら「デブの部屋がきたなかったら『やっぱりな』って思われるだろ?」って。「松井くんはぜんぜん不潔な感じしないよ。コンプレックスあるのはチビのわたしもいっしょだけど」って言いました。松井くんはうれしそうでした。
座ってすぐに松井くんは「あいつらの言ってたことだけど。ごまかしても調べたらわかることだから」って教えてくれました。要するにSEXの経験がないまま二十歳になることを「やらずの二十歳」縮めて「やらはた」というそうです。対面授業がはじまった1年の秋学期の最初の頃に男の子の間で女性経験があるか?という話になって。その時に勢いで「やらはた絶対回避!」みたいな話になったそうです。
その後みんなが経験したわけじゃないけど。松井くん誕生日早くて明日(これを書いている今日です)で二十歳になってしまいます。もちろんそのためにわたしといっしょにいるようになったわけじゃなくて。たまたましつこいナンパ男から助けてくれて。その時ずっとわたしのことが好きだったって告白はされたけど。わたしには遠距離の彼氏がいるからってわかってくれています。
「まゆちゃんといっしょにいると楽しいし。彼氏じゃなくて友だちでもボディーガードでも良いって本気で思ってるから」って言うのだけど。松井くん大きくて頼りがいがあるからわたしが調子にのって腕くんだり甘えたりしてたから。誤解させたのきっとわたしのせいです。
「ゴメンなさい。わたしがいけないんだよね」ってあやまったら松井くんが「あやまるのはこっちの方だよ」って言ってスマホを見せてくれました。待ち受けはいつ撮ったのか?わたしの写真でした。「こんなことしてるくらいだから言われてもしょうがないよね」って。
下心はないって言ってたけど。ボディーガードを口実にいっしょにいる時間を増やしたらわたしが松井くんのことを好きになってくれるかもしれないって。だからわたしが甘えたりするのも。すずかちゃんたちが「つきあっちゃえば?」みたいなことを言うのも「よっしゃあ!このままいけるんじゃないか?」って思ってたそうです。
今日わたしが部屋に来るって言った時も心のどこかで「チャンスなんじゃないか?」って思ったそうです。「安全パイのふりしてたけどほんとは豚の毛皮を被った狼だったんだ」って。そんなこといわなかったらわからないのに。ずっとがまんしようとしてくれてたんだ。やっぱりわたしはそんな松井くんのこと好きだと思いました。
「初めてがわたしでもかまわないの?」思い切って聞きました。松井くんは信じられないような顔をしていました。「わたし松井くんが思ってくれてるようなきれいな女の子じゃないんだよ」って言うと「まゆちゃんは優しくて心のキレイな女の子だよ。この2週間でわかったから。でもほんとうに良いの?」って。わたしは「松井くんだったら良いよ」って答えました。
松井くんは「強くしたらこわれそうだ」って言いながら優しく抱いてくれました。キスも控えめだったけど気持ち良かったです。それから「ほんとうに良いの?」と言いながら服を脱がせてくれました。わたしが自分でパンツを脱ぐとちょっとびっくりした顔をしたので「これ一度もお手入れしたことないんだよ。天然のパイパンなの。気持ち悪いかな?」って言いました。松井くんは「ぼくは好きだな。まゆちゃんらしくて可愛いよ」って言ってくれました。
身体をさわる時もすごい遠慮してる感じだったので「もっと好きにしてくれて大丈夫だよ」って言いました。松井くんは「きれいだ」とか「可愛い」とか言いながら優しくさわったりなめたりしてくれました。わたしの身体が反応してるのを見て「感じてるまゆちゃん可愛いよ」って。
服を脱いだ松井くんはやっぱり大きくって。あそこもすごい立派でした。「いつこんなことになっても良いように買っておいたんだ」ちゃんとゴムもつけてくれました。「こんな小さいとこに入れてだいじょうぶなのかな?」と言いながらゆっくり入ってきてくれて「ダメだ気持ち良すぎる」ほとんど動かないで終わったのを恥ずかしがってたけど。「わたしも気持ち良かったよ」って。
その後裸のまま抱き合ってキスしたり身体をさわりあったりしてたら。松井くんはすぐにまた大きくなって。2回目も「またすぐ出ちゃいそうだから」って言って。優しくゆっくり動いてくれました。わたしは激しいよりもその方がちゃんと松井くんのを感じられるし。気持ち良くって何度も達してしまいました。身体の大きなひとに抱かれるのって気持ち良いって思いました。
松井くんはこのことさっきの男子たちには絶対に言わないって言ってくれました。「せっかくやらはたじゃなくなったのに?」って聞いたら「まゆちゃんがそういう目で見られるのがイヤだから」って。やっぱり松井くんは男前でした。「ありがとう。そういう松井くん大好き」って言って抱きついたら「また大きくなっちゃうよ」って。わたしは「なんどでも良いよ」って言いました。
大学ではこれまで通りナンパ男からわたしを守るボディーガードでいてくれるそうです。「わたしは甘えても良いの?」って聞いたら「これまで通りで良いよ」って。 たとえ仲が良くても友だちとするのって変だって思うひともいるかもしれないけど。ナンパとか出会い系とかで知らないひととするよりよっぽど安全で安心だし。わたしは良いと思います。安心してる方が気持ち良くなれるしね。
読んでくださってありがとうございました。
それではまたね。
まゆでした。
※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。