まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

どうしてわたしだったの?というお話

こんにちは、まゆです。

 

前回の日記でこの春から中川さんの会社の社長秘書にしてもらったことを書きました。秘書としてのお仕事はもちろん社会人の経験もないわたしにできることなんかなにもないから最初はお断りしたのですけど。月々もらってるお金(ずっと奨学金と言われてました)の税金の処理とかもあるし。20歳になったから年金のこととか社会保険のこととかちゃんとしといた方が良いからって。

 

母親が再婚したけど新しいお義父さんと養子縁組してないので誰の扶養にも入ってないわたしのことも考えてくれたのだと思うのですけど。そもそもどうしてわたしにそんなにいろいろしてくれるのか?昨日の夕方。授業が終わってから出勤?(笑)した時にいろいろ話をしたのでそれを書いておこうと思います。

 

中川さんの会社は大学から地下鉄で3駅目でビジネス街からちょっと入った昔ながらの通りにあります。町家のひとつをきれいにリフォームしてあって。社長室の中川さんのデスクの隣にわたしの席も作ってもらっています。基本テレワークということになっているので出勤するのは週に1回程度。それも夕方以降だけです。ほとんど中川さんに会いに行くためだけの出社です。

 

中川さんの会社はもともと服装はオフィスカジュアルでOKってされているのですけど。ほんとうに普段着で良いからということで。この日もデニムのジャンスカとハイソックスにバッシュとキャスケットという超カジュアルな恰好でした。会社に出勤してるひとは少ないしみなさんわたしのほんとうの立場もよくご存じだと思うのですけど。胡散臭い目で見たりせず笑顔で「こんにちは」って言ってくれます。内心どう思われてるか?はわかりませんけどね。

 

社長室を訪ねると中川さんは「もうすぐ終わるからちょっと待ってて」と言ってパソコンの画面をじっと見つめながら何かの処理をされていました。わたしは自分の席に座ってそんな中川さんを見ていました。やっぱり真剣にお仕事されてる男のひとって素敵ですね。「コーヒーでも淹れましょうか?」って聞くと「これ終わらせたらご飯行くつもりだから良いよ」って。

 

その処理は5分くらいで終わって。その後何件か電話をすると中川さん「お待たせ」と言ってにっこり笑うとわたしを抱き上げました。長く優しいキスをしてもらってわたしが充分とろけてしまってから「ちょっと早いけどご飯に行こうか」と言いました。終業時間間際にやってきて10分くらいで社長といっしょに出て行くわたしって。他の社員さんから見たらどう考えても社長の愛人ですよね。そんな目で見られることに耐えるのもわたしのお仕事なのかもしれないと思っています。

 

いっしょに行ったお店は中川さんのお気に入り。ボックス席で食べられる和食コースのお店でした。その日にあったことをお互いに話した後で中川さんは「どう?秘書としての出勤にはなれた?」って言いました。わたしはやっぱりなんにも会社の役にたってないのに秘書だなんて肩書をもらうのはプレッシャーが強すぎますということを言いました。わたしがびくびくしてるのわかってて言ってるんでしょ?って。

 

「そういうところを見るのも可愛くて好きなんだな」って中川さんは言います。もう、イジワルなんだから。でも他の社員さんがわたしのことを不満に思っていないか?ほんとうに心配していることを言いました。わたしだけで済んだら良いけどそれが社長である中川さんに対して向けられたらどうしよう?って思ってるって。中川さんは「ぼくはだいじょうぶだから、まゆちゃんはそういう冷たい目線に耐えてくれ」って。「それってプレイなんですか?」って聞いたのだけど中川さんは笑顔でわたしを見つめるだけでなにも答えてはくれませんでした。

 

そもそもこんななんにもできない大学生の女の子にここまでしてもらっていいのか?それがすごく心配だって言うと中川さんは「なに言ってるの?まゆちゃんは他の誰もできないことをぼくにしてくれてるんだよ。きみの変わりはだれにもできないんだからって。でも世の中にはもっときれいなひと。もっとナイスボディなひと。セックスが上手なひともいっぱいいるだろうし。これだけのことをしてくれるのならもっと尽くしてくれる女の子もきっといるに違いないのに。

 

美術モデルにしたって。こんなチビで童顔で貧乳(これはちょっとだけ謙遜?一応Cカップだから💦)な子よりももっと素敵なひとがいっぱいいるのに。そう言うとと「まゆちゃんじゃなきゃダメなの」と言って「しょうがないからちゃんと説明しておくよ」と言ってくれました。

 

「ぼくが新人のモデルさんがはいる度に個人的に指名してるのは知ってるよね?」と中川さんが言いました。これは確かに初めて指名でお仕事をもらった時に事務所のひとから聞いていました。このお客さんは新人が入ると指名で呼んでくれて。気に入ったらなんどか続けて呼んでくれるって。でもそれも普通はせいぜい2回くらいなので。わたしがそれを超えて呼んでもらってたので。よっぽど気にいられたんだね?って。

 

趣味で絵を描き始めてヌードデッサン会なんかに出るようになってしばらくして。自分は恥ずかしがってる女の子の姿に異常に興奮することに気が付いたそうです。同じように裸になっていても堂々としているモデルさんにはなにも感じないのに。まだ日が浅い新人のモデルさんが泣きそうなくらい恥ずかしがっている姿を見るとたまらなく可愛らしく思えることに。

 

それで新人のモデルさんが入ると個人的にヌードモデルのお仕事を依頼するようになったのだと。「でもたいていの子はすぐに慣れちゃうんだよね」と。ヌードデッサンやクロッキーのお仕事に対して「裸になるのは恥ずかしいことではない」って言うのがわりと普通になっていて。実際に2度目3度目に会った時には大胆になっているのは良いのだけど。最初の時の恥じらいはすっかりなくなってしまっている子が多いのだそうです。そうでない子は残念ながらモデルのお仕事自体をやめてしまうことがほとんどだって。

 

わたしが事務所が運営しているクロッキー会でデビューする時は事前に聞いていたそうです。大学に入ったばかりの18歳でモデル経験はゼロだって。会場に現れた新人モデルのわたしは「ロリコンのぼくにはピッタリすぎるくらい」だったそうです。身長は140cm台そこそこで中高生みたいな童顔で。なによりもほんとうにおどおどして泣きそうな姿にぞくぞくっとしたそうです。

 

しかも裸になったらとってもキレイな身体にまさかのパイパンで。なんでこんな子がヘアを完璧に処理しているのか?と思うのと同時に「この子ほんまもんの天使かよ?」って。でもパイパンなのはちょっとひっかかっていて。こう見えて実はAVとかやってるんじゃないか?って。やっぱりみんなそう思うんですよね。その気持ちがちょっと強くなったのがわたしが裸を見られてすごく感じてるってわかった時だそうです。

 

でもとにかくわたしの裸と恥じらう姿が見たくて。すぐに自宅に派遣してくれるように依頼してくれたそうです。そうしたらやっぱり心臓が飛び出しそうなくらい緊張した子どもみたいな女の子がやってきてすごく興奮したって。わたしが控えめで礼儀正しかったことも中川さんの気にいったのだそうです。それとパイパンなのは生まれつきだということもわかってますます愛おしくなったって。

 

「ギャップ萌えってこういうことを言うんだってはっきりわかったよ」って。思い切り恥ずかしがりの子どもみたいな女の子がヌードモデルの仕事をしていて。しかもその子は天然のパイパンで。恥ずかしい姿を見られることで感じてしまう露出M女だって。しかも何度目になっても初々しさがなくならなかったから。この子こそが求めてた女の子だって思ったのだそうです。

 

言われていてもいろんな意味で恥ずかしいのですけど。わたしの容姿も性格もなにもかもが中川さんの好みだって思ってくれたのはありがたいことです。「だからそんなきみにしてあげられることはなんでもしてあげたいんだよ」と中川さんは言います。わたしのことが可愛くてしかたないし。そんなわたしが恥ずかしがる姿を見ることが中川さんの無常の悦びなのだそうです。

 

またまた長くなっちゃったのでこの話の続きはまた次にしたいのですけど。コロナのこともあってなかなかできなかった。わたしをもっと恥ずかしい目にあわせる計画をいよいよ実行していきたいとしばらく前に言われていて。わたしはそれをしてもらうことに同意しています。それが始まらないうちにわたしにわかる範囲で報告しておきたいと思っていますが今日はこの後俊くんと約束もあるのでここで終わりにさせてもらいます。

 

またまた思わせぶりな感じの終わりかたですみません。

そんなつもりじゃないんだけど要領が悪くて。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

ではではまたね。

 

まゆでした。

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。