まゆの日記

大学4年生 21歳の普通の女の子です。

うれしい話とさっそくお仕事の話と

こんにちは、まゆです。

 

わたしたちの大学だけじゃないと思うのですけど、去年の春はコロナの緊急事態宣言が出ていて。入学式も中止になったし春学期の授業はぜんぶリモートで。秋になってから少しずつ対面授業が増えて行ったんだけど。「やっと大学生になったんだ!」っていうよろこびよりも「わたしたちいったいどうなっちゃうんだろう?」っていう不安の方が大きい1年間でした。

 

それはそれでしょうがないってあきらめてたのだけど。今日大学から正式の発表があって。わたしたち新2年生のために入学式をやってもらえることになりました。コロナの問題はまだ終結したわけではないので、父兄の参加はNGで本人だけになりますけど。ちゃんと見てもらえるように入学式の模様はリアルで配信もされるとのことです。

 

わたしたちの学部は11日の夕方になるのですけど。なんかうれしいような気恥しいような変な気持ちです。でもこれでせっかく買った(小さい目だからちょっと高かった!)スーツも日の目を見ることになります。「小柄なひとは胸元にボリュームを」というお店のひとのアドバイスでいっしょに買ったブラウスとあわせてさっそく着てみました。お化粧ちょっと上手になったから去年よりお姉さんに見えるかな?マスクで隠れちゃうんだけどね。笑

 

さきちゃん・すずかちゃん・ななちゃんにも連絡をとってぜったいいっしょに行って記念写真を撮ろうねって約束もしました。それとその前に2年生の履修科目登録があるのでその作戦会議?をしようということも。完全に同じ授業というわけにはいかないけど、やっぱりできればいっしょの方が心強いしね。

 

その作戦会議は明後日の日曜日にすることになったのですけど。実はその前の日の土曜日には新年度ひとつ目のお仕事が入っています。帰省している間に林さんから連絡があったのは個人宅に行ってのヌードデッサンのお仕事。依頼主はこれで5回目になる中川さんです。中川さんとは前回のお仕事の時から変なことになっちゃって。けっきょく大人の関係になってしまいました。

 

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そのうえ何度も断ったのですけど結局かなりな金額をいただいてしまって。中川さんはあのことの代金じゃなくていっしょにいてもらった時間に対しての時給みたいなものだって言われたのだけど。でもこれってパパ活とかで言われてるお小遣いと同じですよね?言葉が違うだけで。

 

依頼の連絡を受けた時にはそのこともあって「次も同じことになったらどうしよう?」って思ったのだけど。今度はそうはならないと思います。だってデッサンするのは中川さんだけじゃなくて他に2人の方がいっしょに描かれるそうなので。それを聞いた時にはほっとしたのと同時にがっかりしているわたしもいました。

 

もちろんお引き受けしたのですけど、わたしこんなんでほんとうにだいじょうぶなのかな?って心配になってきました。だって前回わたしはデッサンが終わってからなんどもなんども中川さんに抱いてもらって。いっぱい気持ち良くしてもらったのもあるし。それに見られて感じてしまう女の子だって見抜かれてしまっているから。

 

そんな中川さんの前でちゃんと最後まで変になったりしないでモデルを続けられるのか?ポーズ中に変な気持ちになっちゃって身体が反応しちゃったりしないのか?中川さんひとりだったら良いのかもしれないけど。他の2人のひとにもすぐそばでわたしの裸をずっと見られているのだから。感じてしまっていることに気づかれたりしたらどうしよう?って。そうなった時に中川さんは助けてくれるんだろうか?

 

でもそんなこと言ってたらヌードモデルのお仕事自体できなくなっちゃいますよね?お仕事なんだからちゃんとそれに集中しなくちゃ。がんばるしかないですよね?

 

それからその連絡をもらった時にあることを聞かれました。「まゆちゃん水着って持ってる?」って。中川さんのお仕事のことで頭がいっぱいだったわたしはあんまり深く考えずに「はい持ってますよ」って。そしたら林さんが「良かった。お願いがあるんだけど」って。お願いというのは水着でのデッサンモデルのお仕事のことでした。

 

あるアート系の専門学校の授業でデッサンモデルのお仕事が毎年何回かあるのでそれをお願いするかもしれないからって。新年度の授業がどうなるのか?わからないから決定ではないのだけど依頼元のご希望ができるだけ若くて可愛い子をということなのだそうです。専門学校としては学生募集のこともあってそういう希望をだしてこられていて。あの学校に行けば可愛い女の子の水着姿を見られるっていう評判を狙ってるそうです。

 

最初水着のことを聞かれた時はお仕事のこととかぜんぜん考えてなかったのですけど。ふと冷静になると「それってスクール水着じゃだめですよね?」って。それはもちろん当たり前のことで。林さんも「特定の趣味のひとにはよろこばれると思うけどね」って。持ってるって答えた時にわたしの頭に浮かんでたのは高校の水泳の授業で使ってた水着だったのです。

 

「それしか持ってないの?」というちょっと呆れたような驚いたような林さんの質問に「いえ。持ってることは持ってるのですけど」って。「どんなの?」という問いには「一応ビキニですけど」って。「だったらOK。まだわからないけどその時はお願いね」で終わりました。

 

実はそのビキニの水着は高3の夏休みにおにいちゃんの実家の病院が持ってるリゾートマンションのプールに行くのに「せっかく知ったひとがいないところなんだから」と言ってかなり大胆なのを買ってくれたのです。かなり布の面積が小さいローライズのパンツ?で。ブラもパンツのサイドも細いひもを結ぶタイプなのです。

 

それを着てモデルするのってかなりヌードに近いかも?今年登録した授業のあいた時間とあちらのデッサンの時間がぴったり合えばの話なのであまり深刻に考えなくてもいいのかもしれませんが。もうひとつ心配事が増えました。まずは明日の中川さん宅でのヌードデッサンに集中ですけどね。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

それではまたね。

 

まゆでした。

 

 

※ 日記に出てくる名前はぜんぶ仮名です。